-
Dream on Ice2010.06.28 Monday
-
Dream on Ice の千秋楽を観てきました!(^0^)/
試合を観に行くことのほうが多くてショーはあまり観にいったことがなかったので、よく考えたらDOIは初めてでした!
本当に全員大好きな選手だし楽しくて楽しくてあっという間で、名前のとおり夢のような時間でした〜☆☆
感想はほぼtwitterで書いちゃいましたが、ブログにも残しておきます。あー、しばらくはこの余韻に浸っていたいです^^
<前半>
町田樹選手
前半でいっちばん興奮したのは町田樹選手!新しいSP「黒い瞳」を披露してくれたのですが、3A、3回転+3回転などおそらく試合と同じ内容のジャンプを全てクリーンに降りてました!宮本賢二さんの振り付けだそうですが、去年とは見違えるような色気があって…去年のライアン・ブラッドリー選手さながらに魅惑的な「黒い瞳」でした。もう大興奮。「あたしはスタオベ安売りしないの!」と謎の気概で臨んで私でしたが、何の躊躇もなくスタオベしてました。
今年はGPシリーズ2試合出場ですよね!去年の全日本→四大陸といい演技をして、苦労して勝ち取ったチャンスをぜひ活かしてほしい。楽しみにしてるよ、まっちー!
村上佳菜子選手
ちょっと大人っぽく、映画「NINE」のプログラムで。「NINE」ってペネロペ・クルスとかが下着みたいな格好で踊ってたこの映画ですよね(観たことないのですが)。15歳でこれを演じるとはさすがはカナコ、タダものではないですね…。いかにも勘がいい感じでかわいらしいながらもちょっぴり艶っぽく踊っていました。けどやっぱりかわいいかな(笑) 何より驚いたのはジャンプがきれっきれで、「シーズンオフって何?知らな〜い」って感じでした^^ 若いからこの時期から全開フルスロットルで行っても大丈夫なのかもしれないですね。シニアデビュー頑張って!
今井遥選手
ショッキングピンクの衣装にポンポンを持って登場!チアガールのプロ。かわいい!かわいすぎる!ポンポンは結構ずっと持ったままで、そんまま3Sを跳んだりしていて中々見応えありました(3Sは転んじゃいましたが)。あとポンポンを頭の上に持ってきて回るビールマンやアップライトが面白かったなー。遥ちゃんも今年は本格シニア参戦ですね。期待してます!
羽生結弦選手
ゆづるくんも新SPを披露してくれました。川井郁子さんの「WHITE LEGEND BASED ON "THE SWAN LAKE"」。twitterで話題になっていたとおり、ジョニー・ウィアー選手がサン・サーンスの「白鳥」を演じたときの衣装を彷彿させるコスチューム。ウィアーは片手だけ赤い手袋をしていましたが、ゆづるくんは紫でした。その辺の色使いは曲に合わせて和風を意識したのかな?
滑りは…やっぱりスケーティングが際立っていて、それはもう気持ちよかったです。このこは将来どんどんすごいことになっていくんだろうなと、ぞっとするぐらいでした。。憧れのプルシェンコ選手にも会えて、さらにモチベーションも上がったことでしょうね^^
宇野昌磨選手
ママさん支持率200%!なななんと若干12歳!みんなの半分ぐらいの身長で、頭が氷につきそうなクリムキンイーグルをかまし、会場の盛り上がりをいきなり頂点にもっていきました。すごい子です!っていうか、かわいい(>_<)
高橋成美&マーヴィン・トラン組
こちらも新SP「Feeling Good」。2人の雰囲気にぴったりのいいプロでした。自分達に合う曲をよく知ってるなーという感じ。技術面はまだまだ調整中という印象。フィナーレではトリプルツイストに挑戦してました!
村主章枝選手
衣装はアラビアン?な感じ。振付にももう少しそういう感じの動きが欲しかったかな?個人的に。得意のトゥジャンプは不安定でしたが、3Tは降りてました。そういえばコーチはどなたかについているのでしょうか?サニーサイドアップに勤めてるならロシアに住んではいないんですよね…え、とっくに?すっかり村主さんの情報難民です;
南里康晴選手
ふくやとの契約も終わり、満足に練習できる環境が整っているのか、身体のコンディションは大丈夫なのかな?…とか色々心配していたのですが、そんな気持ちも忘れてしまうほど楽しい演技でした!豪華エキシメドレー!金髪にトレンチコートで現れ、ヅラを押さえながらキャメルスピン(爆笑)。脱いで闘魂、また脱いで津軽海峡冬景色!どこまでサービスすれば気が済むのー!(笑)。すんごく楽しかった!ジャンプも3回転綺麗に決めてましたよ☆
中村健人選手
こちらも新SP。短パンで登場(笑) 相変わらずジャンプは不安定でしたが(涙)、3Lzを降りてるのは確認しました;好きなタイプの選手なので頑張ってほしいぞ…!
藤沢亮子選手
「チムチムニー」の曲で踊る煙突そうじのプロ。帽子かぶったボーイッシュな衣装でかわいらしかったです。髪の毛、ショートにしたんですね。もっと滑り込んでいったらもっと楽しいプロになりそう。
<後半>
エフゲニー・プルシェンコ選手
実は一番楽しみにしてました!プルシェンコ選手、生で観るのが初めてだったので^^ 噂には聞いていましたがすごい人気!一番の歓声!すごいロシア国旗!皆さんおっしゃってたように完全に「座長」でした(笑)
来季はショー中心ということで(?)、だいぶ体型もたくましくなっていましたが、何て言うかもうオーラが…。披露してくれたのは五輪のEXで滑った通称「病気プロ」だったのですが、あのメロディとかリズムとか全く関係なく早送りステップするところを観られて感動!大満足でした^^
ステファン・ランビエール選手
プルシェンコに負けず劣らずの大歓声、そしてそれを煽るランビエール(笑) 生で彼を観るのも考えてみたら2007年の世界選手権以来でした。プロはRay Charlesの「Let The Good Times Roll」。ウィリアム・テルも椿姫もバレエ的な振付が多かったので、こういう音楽は新鮮^^ いつも指先までぴんと神経を行き届かせてる手の動きを、曲に合わせてラフに動かしているのは流石。片手で側転したり逆回転ジャンプがあったり、楽しいプロでした^^
安藤美姫選手
TVで放送された帽子のプロの他に、白い衣装でしっとり滑るプロも披露したと聞いて、どっちが観られるかなーと思っていたらどっこい。どちらでもなく、ヴォーカル入りの「アランフェス協奏曲」でした!会場も一瞬どよめいていました。衣装は「カルメン」を思い出させる赤と黒で、襟のラインに工夫があったように見えました。細部は見えなかったけど素敵そうな衣装!そして演技!!すごい好きでした。ところどころにはっとするような動きが盛り込まれていて、まだまだこんなに引き出しがあるのねーと感動しました。表現者として円熟の域に達してるとすら感じる演技でした。
ところで、いつの間に3つもEX作ったんでしょうね?韓国のMOIにも出ていたし、もちろんその前からアイスショーで大忙しだったでしょうし…。相変わらず新プロの飲み込みの速さには驚かされます。そしてロシアにはいつ引っ越すのだろう。
キャシー・リード&クリス・リード組
純白の衣装で「タイスの瞑想曲」。ブログでリフト特訓中と言っていたとおり、リフト満載のプロでした。
どの組もものすごいリフトを簡単そうにやるので忘れそうになりますが、すごくデリケートというか、難しいものなんですよね…。ちょっと力をかける位置を間違えると怪我につながってしまったり、男性の身体が出来ていない中では負荷のかけ方を慎重に見極めなくてはならなかったり。
でもクリスも大人の身体になってきて、大きいリフトにも挑戦できるようになったそうですね。怪我持ちなのでくれぐれも身体には気をつけてほしいですが、新たなチャレンジ頑張ってほしいです^^
鈴木明子選手
新SPはタンゴ「ジェラシー」。ど真ん中ストレート、真っ向勝負のプログラムですね^^ 彼女に似合わないわけない!ジャンプはたぶん、3F+2T、3Lz、2Aでした。…たぶん。スピンはだいぶ調整中な感じ。今年からレイバックでチェンジエッジしてもレベルが上がらなくなったり、それでなくてもスピンは本当にレベルを獲るのが大変になるので、色々アジャストしているとろなのかもしれません。あと、スパイラルは2Aに入る前に2〜3秒だけ。ここら辺が完全に来季のプロですね。。
表現という面ではもう彼女の魅力全開で、何度も繰り返し観たくなる見応え十分なプロでした。2つめのジャンプを跳んだ後だったかな、ポーズをとって、クロスロール(ってやつ?)でぐいぐい進んでいくところが好き!FSも楽しみです。
小塚崇彦選手
こづは2008−2009年シーズンのSP「テイクファイブ」でした。相変わらずスケーティング綺麗!大好きなプロなので嬉しかったです。
ただ新EX披露できないって何かあったのかなーと心配でしたが。後になって衣装が出来てなかったからという噂を聞きました。
なら心配ないですね^^
ラウラ・レピスト選手
平原綾香さんの「ジュピター」で滑ってくれたラウラ。これは日本限定仕様?サービス精神旺盛^^ 2種類の青を使った衣装が素敵でしたー。そしてやっぱりスケーティング綺麗!神秘的な音楽とあいまって、神々しくすら見えました。ラウラ大好き!
高橋大輔選手
世界中が注目するランビ振付の新プロをいち早く観られる幸せ…日本人でよかった(^o^)/ ランビが振付た2個目のプロが「現代映画の音楽で、フィギュアスケートでもよく使われる曲」と聴いたときに、私は「アメリなんていいな」とほんとに思ってました!ほんとです!(笑) だからほんとに「アメリ」だと知ったときはすっごーく嬉しかった!
実際に観た感想は、皆さんおっしゃっているとおり「プチランビ」(笑)。ランビエール選手独特の動きが満載で、スピンもちょっとうまくなっていたりして!最初と最後のマイムは、自分の世界に閉じこもろうとするアメリの“心の壁”を表現しているのかなーなんて考えてみたり。
肩から胸元のラインが出た女性的な衣装も、アメリのイメージにあっていて素敵でした。
浅田真央選手
トリは真央ちゃん。前評判のよかったショパンの「バラード第1番ト短調」。バレリーナを意識したという純白の衣装ですーっとツイズルで氷を横切る姿は、本当にバレリーナが練習している風景を見るようでした。
シャーロットのスパイラルも本当に綺麗!滑りはまだ調整中という感じでしたが、シーズンに入って万全の状態で滑ったら、ますます魅力的になりそうなプロだなと思いました。
ただ、既に去年の「鐘」の濃さが恋しくなっている自分もいます(笑) 思った以上に私は「鐘」が好きだったようです^^
長くなりましたが、初めてのDOIはほんとに最高の体験でした^^ 選手の皆さん、そして最高の盛り上がりを見せてくれた観客の方々、本当にありがとうございました!
※あ、選手の感想は滑った順じゃないです、すみません)
-
来季はまったり、気長に2010.06.26 Saturday
-
Dream on Ice が開催中ですね!私は明日の千秋楽に行く予定です☆
各選手の新EXが続々と披露され、新SPをお披露目してくれた選手もいるそうで。超楽しみ!
浅田真央選手は新EX「バラード第1番ト短調(ショパン)」を披露し。バレリーナを意識した純白の衣装で美しいプログラムを演じてくれたようです。
→真央、高橋が新プログラム披露/フィギュア (1) : サンケイスポーツ
同時にジャンプの矯正に取り組んでいるとの記事も出ていました。
→エキシビション新作初披露、真央“大人の舞” : スポーツニッポン
++++++++++++++++++++++++++++++
今月からジャンプを指導している長久保コーチは
「今までは高さはあるけれど、流れがなかった。
その癖を直すのに2年かかるかもしれない。
バッシングは覚悟 している」
と大幅な修正に取り組んでいることを明かした。
++++++++++++++++++++++++++++++
何て心強い長久保コーチ…(涙)
確かに、ルッツだけでなく、フリップはフルブレード(トゥだけではなくブレード全体をついて跳んでいる)を指摘されたり、ジュニアの頃はトクアクセル(セカンドのトゥループを跳ぶ際に前を向いてしまっている)を指摘されたりと、浅田選手はジャンプが得意と言われながらも“くせの多い”選手だったのですよね。
そういった弱みがあると、ルール改正のたびに修正が必要になったりしてしまうので、
いつかつっこみどころのない正統派ど真ん中のジャンプ(笑)を跳ぶ選手になってくれたら…
と思っていました。
ただ19歳-20歳という年齢で一からジャンプを作り直すというのは並大抵のことではないでしょうし、普段何の気無しに跳べていたジャンプが意識してしまって跳べなくなることもあるのでしょうね。来季は3回転+3回転の大技も復活させるそうですし、プログラムは不安要素だらけになるかも…
でも2シーズン棒に振ってでも修正すると言ってくれてとても嬉しい気持ちです。
個人的には07年の世界選手権で優勝できなかったことで、
翌年1年を「成績を求めずにルッツの矯正にあてる」という決断が出来なかったことが、
五輪シーズンのルッツ回避策につながってしまったと思っているので。。
07年に勝っていたからって五輪までにルッツが完成したかはもちろんわかりませんが、
どうしても08年シーズンが「世界選手権タイトルを獲るために
1年間eルッツを跳び続けざるを得なかった年」に思えるんですよね。。
来季は東京で世界選手権があり、日本人初の二連覇やクワン以来の世界選手権3勝目に大きな期待がかかることと思いますが、決してそれにとらわれることなく4年後や自分が向かいたい完成形を目指して、頑張っていってほしいと思います。
これは五輪が終わってからもともと思っていたことですが、来季は試合で結果が出なくても決して落ち込まず、今までも思ってないですが「もうだめかも」なんて思うこともせず、長い目で見守ろうと思います。気楽に気長に。
こういうとき、層の厚い国にいることの恩恵を感じますね(私が感じてもしょうがないのですが)。自分がたとえぼろぼろでも、他にも有力選手がたくさんいて、世界選手権の枠取りすら普通に行けば問題なさそう。ユーロの小国ではこうはいきません。。
そういえば安藤選手がフリップを矯正したのも19歳の時でしたね。あの年は精神的に辛そうで、自身もモチベーションが上がらないと吐露していたのに、当たり前のようにインサイド踏み切りでフリップを跳んでいて衝撃を受けました(笑)
安藤選手は私的に現役随一の超・超天才ジャンパーですので、そういう人と比べて期待するのは酷かなぁとも思うのですが、私は2年でも何年でも待つつもりです。浅田選手、ファイト!!
-
ISU総会2010.06.25 Friday
-
日本代表、決勝トーナメント進出おめでとーー!!単純な私は本田選手に惚れそうです^^
・・・の前日、バルセロナで行われたISU総会で決定した事項の詳細がHPにUPされました☆
まずはシングルについて、テクニカル面の変更点をチラ見。
→ISU communication 1619 ※PDFです
1. Single and Pair Skating (Senior and Junior):
a) Jumps Combination: If the jumps are connected with a non-listed jump, the element is called as a jump sequence.
However half-loop when used in combinations/sequences is considered as a listed jump with the Value of a Loop.
※ISU communication1611 にあった下記の記述に関連
2. In Jump Combinations/Sequences Half-loop (or “Euler”) (landing backwards) will be a listed jump.
Consequently the units “half-loop + Salchow/Flip” and “any jump landed backwards outside + halfloop + Salchow/Flip” will become jump combinations of 2 or 3 jumps correspondingly.
Half-loop will have the Base Value and the GOE values of the single loop jump and will be identified by the Technical Panel to the Judges and in the Protocols as “1Lo”.
→今までシークエンスの扱いだったハーフループを挟んだ連続ジャンプが
コンビネーションジャンプと見なされるようになるそうですね。
基礎点も×0.8にならずに済むということでしょうか。
ハーフループは1Loと同じ基礎点(0.5点)とGOEを与えられるようです。
コンビネーションのバリエーションが増えそうですね。
2つ目の回転不足の回避策にもなるかな?
b) Spins: Spin in one position and (in Singles) Flying spin (which means a spin with a flying entrance and no change of foot and position):
the concluding upright position at the end of the spin (final wind-up) is not considered to be another position independent of the number of revolutions, as long as in such a final windup no additional feature is executed (change of edge, variation of position etc.).
→ワンポジションのスピン、フライングスピン(フライングエントランスで、
足換えとポジションの変更がないもの)について、
最後のアップライトポジションは回転数やレベルを上げる要件に入らない、
という意味でしょうか。うまく訳せないのですが。。
シットスピンなどから出るときに最後アップライトで回転する際、
回りすぎてしまってコンビネーションスピンと見なされてしまう…といったことが
なくなるということですよね?
当然そこでチェンジエッジをしていたりしても、レベルは上がらないと。
2. Short Program for Single Skating (Senior and Junior):
a) The Short Program consists of seven (7) required elements.
b) Men, Seniors and Juniors: only one step sequence (straight line, circular or serpentine) is included.
c) Ladies, Seniors and Juniors: no spiral sequence is included. Execution of Spirals will be rewarded in “Transitions”.
d) Ladies, Senior can have either a double or a triple Axel.
e) Men, Senior: it is possible to execute two different quadruple jumps - one in combination and one as solo jump.
f) Men, Senior: the landing position of the flying spin and the position of the spin in one position must be different (e.g. FCSp and СSSp).
→SPの変更点。
☆必須要素削減が8個から7個へ
男子はステップ1つ、女子はスパイラルが必須要素から外れました。
スパイラルについては噂を聞いたときはショックでしたが、
SPは要素ぎゅうぎゅう詰めな印象なので、少し緩和されるのならそれもいいのかも。
☆シニア女子の3A、シニア男子の2回のクワド導入
ぱちぱち!SPからクワドを2回入れる猛者もいつか出てくるのかなぁ…わくわく♪
トップバッターは・・・レイノルズ君?!
☆シニア男子のスピンについて
フライングスピンのランディングのポジションと、ワンポジションのスピンは
別のものにしなくてはならなくなりました。
つまりフライングでシットスピンをしたら、ワンポジションはキャメルにしなさいと。
来シーズン、スピンはかなーーり厳しくなりますね…
今までコンビネーション以外を2つともシットスピンにしていた選手は
他のスピンでレベルを獲れるようにしなきゃいけないし、
シットスピンだって難しいバリエーションを増やさないといけないでしょうし…
選手は本当に大変。。
3. Free Program for Single Skating (Senior and Junior):
a) A Double Axel cannot be included more than two (2) times in total in a Single’s Free Program (as a Solo Jump or a part of Combination/Sequence).
b) Men, Senior: the second (in the order of execution) step sequence will always be awarded a fixed Base Value and evaluated by Judges in GOE only. This sequence can have any pattern while fully utilizing the ice surface.
c) Ladies, Senior: the spiral sequence will always be awarded a fixed Base Value and evaluated by Judges in GOE only. In this sequence there must be at least two (2) spiral positions not less than three (3) seconds long each or only one (1) spiral position not less than six (6) seconds long. In case this requirement is not fulfilled, the spiral sequence will have no value.
→FSの変更点。
☆ダブルアクセルの回数制限
ダブルアクセルは2回が上限となりました。
確かに特に男子で2A頻出のプログラムは個人的に好みじゃなかったけど、
ジュニアの選手には厳しいかな…?
☆シニア男子:2個目のステップシークエンスは基礎点固定、GOEのみで評価
ステップのレベル4獲得で得点を稼ぐことはできなくなりましたが、
多彩なステップが出てきそうですね。
ベースバリューがあるなら、2個目やらない人は出てこなそうですよね。
☆シニア女子:スパイラルは基礎点固定、GOEのみで評価
2つのポジションをそれぞれ3秒保つか、1つのポジションを6秒保つことが必要で、
この要求が満たされないと点数無し。とりあえずFSに残るということで一安心。
ポジションの規定がないので、それぞれに得意で美しい形をやればいいのですよね。
6. Illegal elements: If there is an illegal movement during the execution of any element, the deduction for an illegal movement will apply and the element will receive Level 1 if the requirements for at least Level 1 are fulfilled. Otherwise the element will be called “No Level”.
→エレメントの中で違反要素があった場合は、ディダクションが適用され、
レベルは1。
(レベル1の要件を満たしていれば。満たしていなければレベル無し。)
Changes in Special Regulations:についてはまた後日ちゃんと読みます。。
とりあえずテンション高いまま出勤〜(^o^)/
-
アイスダンス 画像付きアサイン表2010.06.21 Monday
-
来年のグランプリシリーズのアサインが発表されましたが、それに画像をつけて一覧にしてくださっている方がいるのを見て「これは便利!」と感動し、アイスダンス版を作ってみました。
※クリックで元のサイズの画像を表示します。
男女間の身長差があるので、ちょうどいい写真を見つけるのが大変でした^^;
でも名前と顔の一致しない選手の予習にもなってよかったです。
個人的に楽しみにしているのはジュニアから上がってきたフレッシュな顔ぶれ!
NHK杯とロステレコム杯に出場するロシアのエレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフはもちろん、世界ジュニアで2位だったカナダのアレクサンドラ・ポール&ミッチェル・イスラムも楽しみ^^
まだ結成したばかりで去年のジュニアGPでは表彰台に届かなかったそうですが、
それでいきなり世界ジュニア銀メダルとは、来シーズン見る頃にはまた大変身してるかもしれませんね〜。
他にも男性の「濃さ」が一度見たら忘れられないイタリアのロレンザ・アレッサンドリーニ&シモーネ・バトゥーリが1試合、四大陸でとっても素敵なフリーを演じてくれたカナダのカリス・ラルフ&アーシャー・ヒルが2試合出場!ジュニアらしからぬスケーティングで定評のあったアメリカのシブタニ兄妹もシニアデビューですね。
それ以外にも、去年結成一年目とは思えない素晴らしい演技を見せてくれたフランスのフェルメル・キャローン&ロイド・ジョーンズや、昨シーズンの私の大のお気に入り「Phantasia」を演じていたカナダのケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェにも躍進を期待☆
もちろんテッサ・ヴァーチュー&スコット・モイア、メリル・ディヴィス&チャーリー・ホワイト、フェデリカ・ファイエラ&マッシモ・スカリ、カー兄弟、ナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザも応援してますが^^ ただ五輪に出ていた選手はお疲れでしょうし、怪我や体調不良の中無理をして続けていた選手もいたと思うので、今シーズン特に序盤は無理しないでほしいなという気持ちです。
-
GPシリーズアサイン2010.06.14 Monday
-
つ・い・に!
発表されましたねー! →GPシリーズのアサイン!
ファイルを開けてまず最初に目に飛び込んできたNHK杯。
なななんと!
デニス・テン君とフローラン・アモディオ君が入ってるじゃないですか!!
どっちか運よく見られたらいいな…と思っていたのにまさか2人とも!!
しかもアモディオは一試合だけなのに。。
しかもジェレミー・アボットにアドリアン・シュルタイスにケヴィン・ヴァン・デル・ペレンまで!
(ケヴィンは流動的だとは思いますが)
あ、もちろんジェレミー・テン君も、呉家亮選手(漢字表記これでいいのかな?)も、
ボロドウィン君もジュニアから上がったロス・マイナー君も楽しみですけれど。
さらにさらに日本人3選手が大ちゃん・ゆづるくん・無良君とか…これはチケット取るの大変そうだぁ。。
そしてアイスダンスのファイルを開けてさらに驚愕しました。
エレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフがいるではないですか…!!
まさか、まさか日本を出ずして見られるなんて思ってもみませんでした!!!
さらにはケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェまで!
夢ではないかと何度か目をこすりました。。
ああ…絶対に観たい…応援したい!
チケット取れるかなぁ。。
※興奮のあまり(いつも?)選手の呼び方が私情入りまくりですみません。。
-
アダム・リッポン選手FS 「Concerto for Violin and Orchestra」 @Four Continents 20102010.06.09 Wednesday
-
Name:Adam Rippon (USA)
Age:20
Coach:Brian Orser
Music:Concerto for Violin and Orchestra by Samuel Barber
Choreographer:David Wilson
Total Element Score : 82.52
Program Component Score : 73.70
Total Segment Score : 156.22
久しぶりにルールの勉強をしようと思ったのですが、知識を増やすどころか忘れてることを思い出すのに精一杯。。観る側にも精進が要りますね…!
こちらも昨シーズンのお気に入り、アダム・リッポン選手のFS「Concerto for Violin and Orchestra」。
清廉な彼にぴったりな、爽やかで清清しいプログラムですよね〜^^
動画は四大陸選手権のときのものです。この大会は全米選手権の直後で、五輪出場が叶わなかったリッポン、ブラッドリー、ムロズ達が(おそらく)失意の中出場した大会。SPは精彩を欠き7位という順位で最終Gにも残れなかったリッポンでしたが、FSは素晴らしい演技!後半になるにつれ疲れていくどころか、どんどん勢いを増していくのがいい!演技後のガッツポーズが、ファンにとっては何より嬉しいご褒美でした。
※ここからは個人的にルール・技の勉強をするために、各要素で何をやっているのか書き出してみたものです。
知識が浅いので、間違いもあると思われますので、もしご覧になってくださる方はその前提で。。そして正しい内容がわかる方、ぜひ教えていただけると幸いです。
1 3F+3T (BV:9.50、GOE:1.00)
コンビネーションから入ります。最初のジャンプの着氷時にエッジがかなり斜めになっていて素人目にはひやっとしましたが、問題なかった模様。
2 3A+2T(BV:9.50、GOE:1.00)
課題のトリプルアクセル。長めに助走を取ってえいやっ。決まった!!2Tもつけました。世界選手権ではこの2Tがつけられなかったんですよね。
3 CiSt3(BV:3.30、GOE:0.60)
相変わらず片足のターンとツイズルしかわかりません…。「モホーク!」とか「クロスロール」とかわかるようになるのは一体いつの日か…。
あ、今回ちょっと進歩したのはクロスシャッセがわかるようになったことです。
それはさておき、このステップはちょっと元気がなかったかなー。
4 CCoSp4(BV:3.50、GOE:0.40)
最初のスピンはコンビネーションスピン。男子選手で、キャメルの難しいポジションが取れるのは有利ですね〜。
しかもチェンジエッジしてRFIで回りながらです。すばらすぃ。そしてチェンジエッジしてもスピードが落ちず、
軸もあまりぶれないですよね。スピンの巧さはこの大会で際立ってたように見えました。
♯バックエントランス
♯キャメルスピンの基本姿勢
♯チェンジエッジ
♯キャッチフット?(キャメルスピンの難しいバリエーション)
♯足換え
♯キャノンボール(シットスピンの難しいバリエーション)
♯アップライト
5 3Lo(BV:5.00、GOE:1.40)
惚れ惚れするようなスパイラルから、すーっと流れに乗ってスリーターン→3Lo。素敵!加点1.40も納得。
6 3A(BV:9.02、GOE:0.60)
後半の3A。鬼門のジャンプですがクリーンに決めました!つなぎの動きがシンプルになったなと思ったらそれは3Aの合図です(笑)
そこは仕方ないですね。個人的にはすーっとただ滑っている部分も好きなので、あまり気になりません。
7 3Lz(BV:6.60、GOE:1.60)
本当の見せ場はここからです。後半で初めての3Lz!片手を上げての3Lz!!
8 3Lz+2T+2Lo(BV:9.68、GOE:1.60)
と思ったら今度は今度は両手を上げて3Lz!しかもまさかの3連続!!
ここがハイライトですよね〜。なんともニクイ構成。やられた!(笑)万が一つなぎが一切なかったとしても、このジャンプが音楽の、プログラムの“表現”になりそう。
(知っている人にも)「うわぁ」と言わせる構成で、曲も雰囲気も盛り上げる。「ジャンプが音楽に合っている」ってどういうことやねんと思うときもあるけど(笑)、こういうジャンプなら確かにそうかもと思います^^
9 2A(BV:3.85、GOE:1.00)
こちらもスパイラルのような動作をしてから2A。降りたあとの流れ、余裕のある美しい手の下ろし方。高い加点がつくのもわかるかも。
10 CSSp4(BV:3.00、GOE:0.70)
最初の難しいバリエーションは、しっかりとポジションをとってから10回転しています。偉い。
ずっとほぼ同じところで回ってて安定したスピンでした。最後のパンケーキはブロークンレッグが足りなかったときの保険?
なんにしてもシットスピンでも難しいバリエーションが豊富で素晴らしいですね。
♯キャノンボール(シットスピンの難しいバリエーション/同じ姿勢で8回転)
♯足換え
♯ブロークンレッグ(シットスピンの難しいバリエーション)
♯チェンジエッジ
♯パンケーキ(シットスピンの難しいバリエーション)
11 SlSt3(BV:3.30、GOE:0.80)
来ましたストレートラインステップ。こっちのほうが勢いがあってよかったかも!後半のメロディが変わる部分が大好きです。
密度も濃く素敵なステップに見えましたが、直後に大ちゃんのステップを見たら、一蹴りの伸びとスピード感が別次元…。
いや、大ちゃんと比べるのは可哀想ってもんですよね。でもシニアではそういうレベルの選手達と戦っていくわけで…が、頑張れリッポン。。
12 3S<(BV:1.43、GOE:0.14)
見事なバレエジャンプの後に、最後のジャンプ3S。回転不足になっちゃいました。惜しい!
でも流れのあるジャンプでしたね。−を付けているジャッジも2人だけ。
13 FCCoSp4(BV:3.50、GOE:0.50)
最後はフライングから入るスピン。アラビアン→バタフライの入り方ですね。
これはコンビネーションである必要はないと思うのですが、2個目のコンビネーションスピンです。
他に2つのコンビネーションスピンを入れているのはショーン・ソーヤー選手(何かわかる・笑)と我らが中村健人選手でした。
♯バタフライ
♯キャメルの基本姿勢
♯ドーナツスピン(キャメルスピンの難しいバリエーション)
♯足換え
♯キャノンボール(シットスピンの難しいバリエーション)
♯足換え
♯チェンジエッジ
♯アップライト
♯チェンジエッジ
♯アップライト
ドーナツスピンが出来るのはすごいですね〜☆ 来季から、ある難しいバリエーションがレベルを上げる要件に数えられるのは、1つのプログラムで1度まで(例えば今回で言うと、太字部分は前のスピンでやっているので、レベルを上げる要件に入らない)となるそうですが、彼は問題なさそうですね。万が一今回出てきたポジションしかできないとしても2度目のキャノンボールをパンケーキに変えれば大丈夫ですよね?きっと他にも出来るでしょうし…
+++++
ちょっと苦手にしている3A以外は、入る前や空中姿勢に工夫があって、見応えのあるプログラムではないですか〜☆
ジャンプ前のスパイラルポジションなどもスムーズで違和感がなくていいな。
五輪に出られなかったのはとってもとっっても残念だったけど、世界選手権に出られることになって、そしてなんと初出場で6位入賞という好成績で本当によかったです。
来季はGPシリーズはもちろん世界選手権の表彰台を目指して頑張ってほしいな。
-
エレーナ・イリイヌィフ&ニキータ・カツァラポフ2010.06.05 Saturday
-
オフシーズンですが、スケーターたちはアイスショーに大忙しだったり、新プログラムの情報もすこーしずつ出始めたりと、楽しみは尽きないですねー。
今月はISU総会とGPアサイン発表もあるのでどっきどきです☆
更新が久々になってしまいましたが、今マイブームなのはこの2人!ロシアのアイスダンスカップル、エレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフ です〜^^
The goal is Sotchi - Elena Ilinykh and Nikita Katsalapov
(golden skateのインタビュー)
今年の世界ジュニア選手権で優勝したカップルですね。ジュニアGPファイナルで優勝したモンコ&ハリャービンを退け、フリーはなんと90.82点、総合188.28点というシニア顔負けのスコア。CD、OD、FD全てで1位となり完全優勝でした。
女性のイリニフ(wikiだとイリイヌィフとなってますが、読みづらい&書きにくいのでイリニフで・・・)はなんと16歳。優勝した時点で15歳。若っ。
ですがほとんど10代のあどけなさとか、垢抜けなさといったものが感じられません。このウェストミンスターワルツ。ほんとに15歳?
↓2010 WORLD JUNIOR CHAMPIONSHIPS COMPULSORY DANCE
大きく深いパターンで、すいーすいーっと気持ちよく滑っていきますね〜。フリーレッグもそろっていてキレイ。
オリジナルダンスはアンデス民謡。サミュエル・コンテスティが今季フリーで使っていましたね。
↓2010 WORLD JUNIOR CHAMPIONSHIPS ORIGINAL DANCE
三編み反則・・・!
そして衝撃的なのがフリーダンス「シンドラーのリスト」。
↓2010 WORLD JUNIOR CHAMPIONSHIPS FREE DANCE
正確には「Schindler's List 」「Fiddler on the Roof 」と2曲使っています。イリニフのコメントを引用すると下記のようなストーリーだとか。
"I am a girl from the concentration camp, and Nikita is like Oskar Schindler who tries to save me," explained Ilinykh of their dramatic dance. "But I realize that all my family and friends are dead and I can't live with that so I prefer to die. So I'm dying at the end of the program because I cannot live with this feeling."
イリニフは衣装を見てわかる通り強制収容所に入れられた女の子。カツァラポフがシンドラーのように、彼女を救おうとしているという設定。ただ彼女は自分の家族と友人の死を知って絶望してしまい、自らも死を望んでいく・・という物語。ですかね。
最後に銃声が響いてイリニフが崩れ落ちるという、一度見たら忘れられないラスト。振付けた側(ズーリン)の思惑にまんまと乗せられている感じは否めないのですが、でもやっぱり頭から離れない。
彼らが一番大事にしているのは「魂で滑ること」だそうです。15歳と18歳という若さで、こうした曲を一生懸命理解しようとし、心をこめて滑れるということに脱帽します。。これからどんどん色んなプログラムにチャレンジして、演技の幅を広げて行ってほしいです。
+++++
Golden Skateのインタビューにありましたが、彼らは来季シニアでの出場を希望しており、ロシアの未来を背負っていくアイスダンサーとして非常に責任を感じているようです。
ソチでは19歳・22歳。まだとてもとてもメダルなんて!という年齢だと思うのですが、4年前の世界Jr.で優勝したテッサ・ヴァーチュー&スコット・モイアが金メダルを獲り、周囲の期待も盛り上がっているのかもしれないですね…。
個人的にはこの年齢で変に急いてほしくないという妙な老婆心があるのですが、地元開催のオリンピックに向けそうも行かないのでしょう。ズーリンコーチにはぜひ彼らの長いキャリアを考えて、大事に大事に育てていってあげてほしいです。
< 前のページ | 全 [1] ページ中 [1] ページを表示しています。 | 次のページ > |