New Entries
Category
Recent Comment
Recent Trackback
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
Search
Sponsored links
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - | - | - |
マリア・ムホルトワ&マキシム・トランコフ 解散?
個人的な希望で「?」をつけてますが…こんな記事が出たそうです。
Максим Траньков: «Пары Мухортова-Траньков больше не существует»


見出しは「ムホルトワ&トランコフペアはもう存在しない」です。。しかも冒頭の「Максим Траньков」はの文字はマキシム・トランコフを指しています。トランコフ本人がそう述べたようです(涙)。

翻訳機にかけただけなので正確に読み取れてないかもしれませんが、五輪後にペアを解散したウクライナのタチアナ・ボロソジャーについても言及している模様。やはりボロソジャー&トランコフが誕生するのでしょうか…



今季の2人のフリー「ある愛の詩」はほんとにいい雰囲気で、演技も安定してきて「ここからだ」と思っていたので本当に残念。。

確かにタチアナ・ボロソジャーは素人目にも優れた選手で、「相手がモロゾフでなければもっと…(モロゾフごめん)」と思われているであろうことは想像に難くなかったのですが、うまい人と組ませればいいってもんでもないような。



そしてムホルトワはどうするんでしょうか?他のパートナーを探すんでしょうか。それともまさか…。五輪後は解散や引退といった寂しいニュースが沢山出るのが当然だけど、だからと言ってショックは小さくなりません。。あぁ。


※因みにご存知の方も多いかと思いますが、ボロソジャー・モロゾフの解散はモロゾフの怪我のためだそうです。




posted by: さきんこ | フィギュアスケート | 00:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
世界選手権 女子
男子以上に選手がお疲れの様子だった女子。男子より日程も近かったし、モチベーション的にも難しい中、でも枠取りのこともあり下手な演技は出来ない訳で、かなりハードだったんだろうなぁと思います。

+++++

そんな中で、若さゆえか疲れ知らずの演技を見せた長洲未来選手のSPは素晴らしかった!解説杉田さんも終始絶賛。そのコメントを効いていると、彼女が各所で高い加点を得たのだということがプロトコルを見る前からよくわかりました。少し前まではジャンプの回転不足で不憫なほど減点の嵐だったのに、いつの間にかこんなに加点を得られる選手になったんですねー。確かにスピンはポジションも回転の速さも群を抜いているし、スパイラルもはっとするような美しさがありました。ラストのイナバウアーからの2Aには、一瞬息するのを忘れました。

浅田真央選手も、鬼門だったショートが安定してきてほっとしました。3Aは回転不足を取られましたが、疲れもあるだろうし絶好調のときのようには行かなかったのかな。相変わらず際どい部分だとは思いましたが、今回はどの選手も厳しく取られているように見えました。

3Aは+2Tは、3Aで回転不足と判定されると基礎点が9.5点→4.8点になり4.7点失うんですよね。対して長洲未来選手の3Lz+3Tは、3Tが回転不足になると10.0点→7.3点で、失うのは2.7点。この点差がほぼそのまま得点差に現れた形ですが、それを承知の上で3Aを選んだのでしょうから、仕方なかったというか…改めてこの選択はかなり博打だったなぁという印象でした。

ラウラ・レピスト選手のSPも素敵でしたー。この「幻想の海」大好きです。3回転+3回転は試合ごとによくなっていくようにすら見える。昨年優勝した欧州選手権のSPで、せっかく最初の2つを決めたのに最後ダブルアクセルでミスしたんだよなぁと思っていたらほんとにその通りになってしまいました。ごめんねラウラ…。

+++++

そしてフリー。

浅田真央選手はやっぱり只者ではないなと思いました。五輪が悔しかったから頑張りたい、五輪でミスしたことを次は修正したいと思っても、そう簡単に出来ることではないと思います。なのに後半の3Fも3Tも確実に決め、パーフェクトな演技。レベルの取りこぼしも、SP・FS通じて一切ありませんでした。今出来ることは全てやったという印象でした。それが出来る選手なかなかいない。しかも五輪後の世界選手権という、もっともモチベーションが難しいこの大会で。

しかも今回の優勝は、どう考えても難しいだろうなと個人的には思っていました。
・五輪後の疲れた身体で3A×3回は想像できない
・タラソワ不在
・テクニカルスペシャリストがあの人→DG厳しい→今の構成で3ADGは相当痛い
・世界ジュニアの男子・女子、そして世界選手権の男子の優勝者が日本人
・未来ちゃんのSPの評価が浅田選手と同じかそれ以上に高い

それでも勝ってしまいました。やっぱり、誰も文句の言えない演技をすること(今回で言ったら、SP・FSとも大きなミスなくやり遂げたこと。他の上位選手の多くはそれができなかった。)が勝ちにつながるんだなと実感しました。



そして今回特に感動したのは安藤美姫選手!シーズン終わるまで言うのを控えていたのですが、正直今年のフリーはせっかく開花した安藤選手の表現力を存分に活かせていないのではと思っていました。どうしても曲に助けてもらえないというか、いや曲自体は3曲ともとっても素敵なんだけれど…なんででしょう、安藤選手が元気のないときはますますそういう風に見えてしまう曲の構成というか。表情もしっかりつけていたけど、内から出ているというよりはそれも振り付けの一部だから頑張ってやっているように私には見えていました。

でも今回の演技は、全体を通じて持ち前の躍動感があって、「力強い女王」を表現しているのがよく伝わってくる演技でした。何よりエンニオ・モリコーネの「マルコ・ポーロ」が終わるところのあの表情!今まであそこで笑っていましたっけ?あのきらきらと星が降ってくるような音とあの笑顔のマッチングが素晴らしくて泣きそうになりました。ラストに笑顔がはじけたのも嬉しかった!



そしてカロリーナ・コストナー選手。FSで3F+3Tを決めたのは今季2度目。これを観ても、決して技術が落ちているわけではないのだろうと想像できるのですが、今季は特に辛い試合が続いていましたね。五輪後は母国でもバッシングを受けてしまったそうで…、本当にプレッシャーのかかる状況だったと思います。

でも今回は、久々にフリーのジャンプをまとめてきてくれました。五輪とは全く別の意味で顔を覆っている姿が印象的でした。ただ、やはりどのジャンプも彼女の本来の能力からいくともう一息のものが多く、各要素でいかに加点を貰うかが重要になる今の採点傾向では、点が伸びなかったのも残念だけど仕方なかったのかな。でも彼女のエレメンツは本来なら加点がたくさんもらえるものだと思うので、ここからまた頑張ってほしいです。



posted by: さきんこ | フィギュアスケート | 18:22 | comments(8) | trackbacks(0) | - | - |
世界選手権、終わりましたー。
途中から眠気との戦いで観戦・睡眠・仕事以外のことが何もできなくなってしまいました。そしてアイスダンスのODは男子FSのために諦め、FDは完全に寝過ごしてしまう始末・・・うぅ、悔しい。

残念な結果になってしまった選手もいたけれど、全体的にはとても楽しい世界選手権でした。もうちょっと頭を整理してから書きたいのですが、だいぶ先になりそうなのでとりあえず雑感だけ。ほんと思ったことそのままでごめんなさい。。まずは男子。

+++++

男子のSPは誰より何よりやっぱりジュベール。会社でも、電車の中でも何度も動画を観ていました。

FSで一番印象に残っているのはケヴィン・ヴァン・デル・ペレン選手の4回転+3回転+3回転!動画とは言えあんな素晴らしいものをLIVEで観られて大興奮&超幸せでした。ジュベールも久しぶりに4回転を2回決めてくれたし(何と欧州選手権と世界選手権合わせて15個目のメダルだとか)、アボットやリッポンが入賞できたのも嬉しかったし。そしてブレジナの安定感には舌を巻きました。

小塚君は残念だったけど…でも色んな経験をして、どんなことにも動じないメンタルが培われると思うので、今回のことでまた強くなってくれると信じています。そしてパトリック・チャンの2度目の銀メダルも素晴らしかった。まだ19歳なのに。同じくカナダのケビン・レイノルズ選手が4回転を2回決めたのも素晴らしかった。ほんと対照的な2人で面白いですね。

そして大ちゃん。往年の4回転ジャンパーもびっくりのクワドフリップでしたが、何と着氷しました。回転は不足してたけど転倒しなかったおかげで、3.9点残りました。これは大きかったかも。そして彼は冒頭に大技を入れつつも、基礎点の上がる後半に5つのジャンプを固めているので、こちらでも点を稼げる。(プルシェンコやジュベールは前半にジャンプが固まっているため、難しい構成の割りに点数が稼ぎづらい)おまけにステップ両方でレベル4をもらい、文句無しの「トータルパッケージ」でした。

そして3年ぶりに、4回転に挑んだ世界王者が誕生したことがとても嬉しい。3回転半までで頂点に立った選手を貶す訳ではないけれど、4回転を跳ばなかったことで一部で批判の声が上がったら悲しいと思うので。。何より、自分がすっきりしたというのが一番ですけれど^^;

日本人初の世界チャンピオン、本当におめでとう。日本人だけでなく、イタリアの観客も「La Strada」を忘れないと私は信じてます。












posted by: さきんこ | フィギュアスケート | 17:59 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
世界選手権 男子 ショートプログラム
出来る限りでLIVE観戦に挑戦しています。
男子ショートプログラムは後半グループから観ることが出来ました(諸事情により歯抜けですが、、)

まず一言。
アボット&ジュベールにもっと点くれーーー!!!

あー、すっきりした。いや、しない。
まぁ愚痴ってもしょうがないので、簡単に感想というかメモを。


感動した演技

●ジェレミー・アボット選手
五輪で失敗してしまったショート、大きなミスなく決めてくれました!難しい入り方をする3Aはちょっと危なかったけど、ジャンプを終えた後は持ち前の美しいスケーティングで、存分にらしさを見せてくれました。ずっと拍手&手拍子がやめられませんでした。

●ブライアン・ジュベール選手
うわぁん。すごい、すごかったです…。4T+3Tを入れて完璧な演技。トリノ以上に辛い経験となってしまった五輪のあとで、フランス代表になるためにテストスケートまで受けて。そして彼にすれば一度は獲ったことのあるタイトルに対してモチベーションを高めるのは簡単なことではなかったはず。なのに…。本当にすごいです。

点数が出たときは場内からブーイングが起こっていました。そしてその直後にジュベールに向けて改めて拍手が。演技中から観客もすごい盛り上がりだったし、本当に心を打つ演技でした。これを手放しで評価できないジャッジがいるとしたら…何か逆に可哀想ですね。

●小塚崇彦選手
何てキレイなトリプルアクセル!力強く美しく、よく伸びるスケーティングもとっても素敵でした。最後のジャン!でカメラが佐藤信夫先生を抜いたのには絶句しましたが。。

●アダム・リッポン選手
とにかく、出られてよかったー!!満を持してのワールド初出場。3Aはオーバーターンしてしまいましたが、ウォーレイからの3F+3Tもタノ・ルッツもしっかり決めました。80点台の大台、やった!


●セルゲイ・ボロノフ選手
ボロドウィン選手が棄権となり、1人でロシアの枠取りを担うことになってしまいました。ただでさえプルシェンコ選手の欠場で急遽出場というハードな状態だったのに…。そんな中で、ショートからしっかり4回転を降り、大きなミスなくこらえた姿に感動しました。素晴らしかった。


まともに観られなかった演技(物理的に)
●高橋大輔選手
●デニス・テン選手

2人ともすごーーく楽しみにしていたのに、うっかりストリーミング難民になってしまい何とジャンプ部分一切見られず。。ああ!!!


まともに観られなかった演技(精神的に)
●アドリアン・シュルタイス選手  →ボロドウィン選手の後
●パトリック・チャン選手 →織田選手の後

ボロドウィン選手は冒頭のジャンプを降りた後にブレードが壊れ、棄権となってしまいました。怪我でないからよかったけど、よりによって試合中に壊れてしまうなんて。。

そして…観たこともないような、織田選手の姿。。事前からあまり調子が良いという情報は伝わってこなかったので心配していましたが、まさかこんなことになってしまうなんて。。3Aはいつもの彼のタイミングではなく、何だかためらっているようにさえ見えました。そこから連鎖的に全てのジャンプをミス。なんとフリーに進めませんでした。。

彼らの衝撃が強すぎて、次の選手の演技は方針状態。。2人もいい演技だったのに…。



毎年のことだけど、嬉しさと悲しさが入り混じる、独特の気持ちでスタートとなりました。
posted by: さきんこ | フィギュアスケート | 07:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
世界選手権 アイスダンス コンパルソリーダンス
来期から遂にコンパルソリーダンスは廃止となる(らしい)ため、見納めとなったゴールデンワルツ。


放送がロシア語のため、解説があるのかさえわからず技術的なことがわからないので、ひたすらワルツの華やかな雰囲気と女性の美しい衣装を楽しんでおりました。

特に女性のドレスは、ワルツというだけあって本当に華やかで素敵でしたー。ヴァネッサ・クローンなんかはピンクのふわふわのドレスですごく可愛かったし、テッサ・ヴァーチューはちょっとグレーがかった白い衣装で、大人っぽい雰囲気。メリル・ディヴィスの目が覚めるようなラベンダーの衣装も素敵だったし、アンナ・ザドロズニュクのファー(もはや毛皮?)スカートのゴージャスな衣装も素敵でした。アンナ・カッペリーニのウェストで切り替えた衣装も素敵だったなー。

でも衣装で一番目立ってたのはセルゲイ・ノビツキーでした(笑)。彼はもう、全部もってちゃいました^^;


結果は大方の予想通り、テッサ&スコットが44.13点台で1位。メリル&チャーリーが43.25点で僅差につけています。ぜひメダルを取ってほしいファイエラ&スカリは40点台に乗せて3位!


+++


しかしテッサ&スコットの点数はすごいですね。。緒戦のフランス杯は同じゴールデンワルツで38.41点だったんですけど…。今回はドムニナ&シャバリンもデロベル&シェーンフェルダーも、ベルビン&アゴストもいないし、五輪チャンピオンの彼らが高い評価を受けるのは、別におかしなことではない訳ですが。。ただ彼らは来期のコンペティションに出るか決めていないとコメントしていますし、ここで世界タイトルまでダントツで取ってしまったらますます引退路線…。あぁ。。いや、がんばってほしんですけど。

でもほんとに素敵だったんですけどね。。実際スピード感はスバ抜けていて、相変わらず大きなパターンを描くのですごく見応えがありました。…でもやっぱりまだちょっとシェイキーというか、ドムニナ&シャバリンとかに比べたらまだまだ強引に滑ってる印象が…って別にケチをつける訳ではないんですけど、木戸さんとかにも「シニアに上がってきた時点で出来ているべきことで、出来ていないこともある」と言われたりした状態で、引退してほしくないというのが正直なところで。。

まぁ色々言っても、とどのつまりは「好きだから引退しないで」なので、勝手なのはわかってるんですけど。。まだ20歳と22歳の彼らが、せっかく一番の夢を早くに実現できたのだから、もっといろんなことに挑戦してみようとするのは素晴らしいことな訳で。。しかもエリジブルで競技を続けることは、家族との時間とか、様々なことをこれからも犠牲にしていかなければならないのでしょうし。。

うーーーん。。

なぜ一番好きな選手が一番いい成績をとったのに、こんなにもやもやするのでしょう。。天邪鬼なんですかね…。


posted by: さきんこ | フィギュアスケート | 06:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
世界選手権 ペア ショートプログラム
世界選手権が開幕しました!
アイスダンスのコンパルソリーダンス(第3グループから)とペアのショートプログラム(ダン・ジャン&ハオ・ジャンから)を観ました。まずは今終わったばかりのペアの感想から〜。


ダン・ジャン&ハオ・ジャン
今シーズン、それなりにエレメンツが決まっても特に元気がなさそうなのが心配でしたが、だいぶ本来のキレが戻ってきたように見えた!ダン・ジャンまたショートヘアに戻しましたね。曲の雰囲気にも合っている感じがします。69.20点で5位。


川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ
最終グループの最初に登場。相変わらず3Tは本当にキレイ!ツイストはちょっと危なっかしかったかも。ループもちょっと詰まりかけたかな。でも全体的に良い出来でした!特に最後のストレートラインステップは、メロディ自体にとても透明感があって、キレイな水の上を白鳥がすいーっと泳いでいるよう。素敵でした!73.12点!サフチェンコ&ソルコヴィーを3.6点上回って2位です!


マリア・ムホルトワ&マキシム・トランコフ
とにかく一番心配して一番応援していたのがこのペア。バンクーバーではトランコフが3Tで転倒してしまい、ムホルトワが優しく肩を抱いてあげる姿に号泣してしまいました。なのに!!なんとウクライナのタチアナ・ボロソジャーとトランコフを組ませるという噂が…。Golden Skateにまで「最後の演技になるかも」とか書かれていて大ショック(そこでも「ネット上の噂で」とは書いてあったけど)。嫌だ!そんなの嫌だよー!!ということで誰も解散させようなんて思わないような演技をして欲しいと心から願ってました。

結果は…素晴らしい演技!ツイストは相変わらず高いし、3Tも決まった!このときはPCの前で拍手!ループもキレイに流れました。よかった!えらい!がんばった!・涙

…だけど点数は69.48点で4位。直前に滑った川口さんペアよりも、少なくとも大技は質よく決まったように見えたのですが、このTESの差は…何かミスがあったのでしょうか。。でも同じく見た目ノーミスのダン・ジャン&ハオ・ジャンもほぼ同じ点数だから、やっぱりGOEの差でしょうか。PCSは確かに川口さんたちの白鳥のあとでちょっと見劣りしてしまったかなと素人目にも感じましたが…うーーーん。。
でも3位とも僅差ですし、フリーで頑張ってほしい!

※twitterで教えていただいたのですが、どうやらリフトにミスがあったようです。。
スコアを確認したらデススパイラルとステップのレベルを取りきれなかったのが原因のようでした。リフトは問題なかったようです。すみません・・・。

クィン・パン&ジャン・トン
銀メダリスト登場。3Tのユニゾンはちょっと乱れたものの、ツイストとスローループは異次元。見た目ノーミスに滑っても意外と点数が伸びなかったこのペアですが、今回は気前よく出ました!75.28点!!すごい!


ジェシカ・デュベ&ブライス・デイビソン
どきどきしながら観ていましたが、今回も3Sで失敗してしまいました…涙。丁寧に滑っているし、スロージャンプもキレイに決まりましたが。。59.36点で8位。うーむ。。デュベの落ち込んだ表情が痛い…。




というわけで、私が見た中で大きなミスがあったのはデュベ&デイビソンだけで、あとはノーミスの見応えある演技でした。五輪後で疲れているはずなのに、皆さすがですね。そして意外と点数の伸びなかったサフチェンコ&ソルコヴィーは…寝坊して見逃しました。。
posted by: さきんこ | フィギュアスケート | 06:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
浅田真央選手の素晴らしいところ (5)
こんなタイトルで5記事も書いてしまうあたり、やっぱり私は1人の選手に肩入れしすぎかなとも思いますが…。せっかくここまで応援してきし、なぜこんなにも好きなのかをまとめておこうと思いました。自分でもお腹いっぱいなので、しばらく書かないと思います;

最後は勝手ながら、今後についての希望を書いてみます。


まず技術的には、兎にも角にもルッツの矯正。フリーに1回でいい。来シーズン棒に振ってもいい。ルッツを試合で安定的に入れられる選手になって欲しい。(何様という感じですが…すみません)

そして昨シーズン、完全にマスターしたかに見えたサルコーも。5種類のトリプルを入れられる、パーフェクトなジャンバーになって欲しいです。

本人も練習すると言っているので、うまくいくよう応援するのみですが^^


プログラムについては、動きの美しさは本当に申し分ないので、あとは色んな曲に自分の心を込められるようになって欲しいな。美しい音楽を美しい動きで表現するのもいいけど、はっきり物語のある曲で、役に入り込んで踊るプログラムが、いよいよできるんじゃないかと思う。

その意味では、ポイントになってくるのは「緩急」かな?強い部分と弱い部分、激しい部分と優しい部分…1つの曲の中で使い分けて、目を離したくても離せない演技をしてくれるといいな。


毎年、「去年はこんなこと絶対出来ないと思った…」ということを見事にやって見せてくれた浅田選手なので、きっとこんな勝手な願いも叶えてくれると信じています。




浅田選手、これまで、素晴らしい演技を、成長する姿を、感動をありがとう。今回の五輪で残してくれた素晴らしい結果以上に、これまでのあなたの努力を忘れません。





posted by: さきんこ | 浅田真央選手 | 23:55 | - | - | - | - |
浅田真央選手の素晴らしいところ (4)
素晴らしい「鐘」が観られただけに、一番悔しいのは、ノーミスで演じ切れなかったこと。

そんなこと私が言わなくても本人が一番悔しがっていましたが、フィギュアスケートは何を置いても「ノーミス」が大命題。どんなに難しいプログラムでも、「だから多少のミスをしも許してくれ」は通らない。それは男子の4回転についても同じこと。

ルールや採点傾向のせいで、状況があまりにも不利だったと考慮することもできますが、プレッシャーやハードルは人によってそれぞれあるものだし、今回の演技構成は基本的には彼女が何度かノーミスで滑ったことのある内容でしたから、「できるはずのことができなかった」試合だったと思います。

だからこそ、彼女は悔しがっていた。まだ順位も確定していない演技後に、『ミスをしたせいで一番ではない』という事実だけを知って、大粒の涙をこぼしていた。

浅田選手は少なくともその時点では、ルールやジャッジに泣いていたのではないと私は思っています。彼女は自身の演技に対して、泣いていた。





でも彼女のすごいところは、すぐに「次何をしなくてはならないか」を考えているところです。

08年の世界選手権で優勝した後、(確か帰国時の会見で言ったことは)「今後の課題はルッツの矯正と、加点のたくさんもらえるジャンプを跳ぶこと」。世界の頂点に立ってから数日と経たないうちに、自身の弱点を的確に把握したこの発言。本当に脱帽でした。


今回の五輪後も、「シーズンを通して安定した演技をすること」が目標と言っていました。すごいと思いました。

確かに今回の五輪では、まだジャッジに「不調の浅田」のイメージが強かったかもしれない。

ファンはこれまで何度も「復活する浅田真央」を見てきたし、全日本でも素晴らしい演技を観ていたので、「浅田選手はトップクラスから少しも後退していない」と信じていましたが、ジャッジのイメージはもしかしたらそうではなかった可能性もある。

一度頂点に立った選手でも、ブランクがあったり、よくない試合を続けてしまったりすると評価は下がってしまうもの。だからプルシェンコ選手だってGPシリーズから出てきた訳ですし。

そうであってはいけないと思いますが、「+2」といったようなGOEは、何度も何度もいいジャンプを試合で見せて、「やっぱりこの選手のこのジャンプは素晴らしい」と刷り込んでいかないと、中々出るものではないと思うのです。そんなの理不尽だとは思いますが。でも現実には一度「e」マークがつくとエッジに目をつけられるように、「+2」と判定されたジャンプには「いい」というイメージがつくのではと思うのですよね。「+1」か「+2」か迷った時にはそれまでの評価が判定に影響することもあるでしょうし。あってはならないのですが。

だからこそ、シーズンを通じていい演技をして、「浅田はいい演技をする」と刷り込んでおくことは大事。そこを課題だと感じているとしたら、本当に素晴らしい。

もちろん、3回転+3回転とサルコー、そしてルッツも視野に入れているようで安心しました。昨シーズンは出来た試合もあったのだから、彼女ならきっとやってくれると思います。


(つづきます)


posted by: さきんこ | 浅田真央選手 | 21:05 | - | - | - | - |
浅田真央選手の素晴らしいところ (3)
※世界選手権などで完全に間が空いてしまいました…

浅田選手の何より素晴らしいところ。それは1年1年ステップアップしてみせる、そのたゆみない向上心。

特に今年は、その表現力の向上に目を見張りました。

06年−07年は「ノクターン」で、繊細な音と戯れるような美しい演技を見せてくれ、「ただ滑っているだけで美しい」という浅田選手の一番の武器をお披露目してくれました。

07年−08年は、バレエレッスンの効果が目に見えて現れ、1つ1つの動きをコントロールして美しく見せることができるようになっていた。「ノクターン」も素晴らしく美しかったのに、比べ物にならないほどでした。

08年−09年は、それまでの優しい雰囲気から一転、力強い「仮面舞踏会」を演じた。EXのタンゴで軽やかに踊る様子には、またしても「去年まででも十分うまかったのに、まだうまくなるのか」と驚かされた。

そして今シーズン。選んだのは「仮面舞踏会」よりも更に重厚な「鐘」。





「鐘」は、私にとっては最高のプログラムです。去年の「仮面舞踏会」も好きだったけれど、浅田選手が「1つの作品として作り上げたい」と語るその姿勢に感動し、「鐘」がマイベストになりました。

フィギュアスケートでは、誰もが知っている曲で滑るのも大事なことだと思います。全ての人に曲の意味や背景を勉強してもらう訳にはいかないし、「分かる人には分かる」ではいけない。だからこそ、有名な曲で、誰もが意味を理解できる振り付けでうまく『演じる』ことは大事だと思います。

でも浅田選手の「鐘」は、いわゆる『演技』ではない。この曲にこめられた魂の表現です。最初は強い曲に合わせようと一生懸命踊っているように見えましたが、今となっては、曲に突き動かされて自然に体が動いているようにすら見えます。





試合後にも書きましたが、私は浅田選手のフリーの中で、スパイラルに大歓声が起こったことが忘れられないのです。一番の大技ではありません。ノーミスが決 まった場面でもありません。確かに素晴らしいし美しいポジションだけれど、うっとりできるような曲想でもありません。


なのに、会場に響き渡る歓声。キム選手のあの演技の後で、史上初のトリプルアクセルを2回跳び、気迫のスパイラルに入っていったあの場面。曲の持つ「警鐘」の雰囲気、迫りくる炎の脅威が、彼女の姿から伝わったからこそ、あの大歓声だったのではないでしょうか。もちろん、会場の人全員が曲の意味を知っていたはずはあ りません。でも、『なんとなく』わかった。彼女の気迫から、伝わってきた。

多くの人に意味を知られていない曲で滑ることはとても難しいこ とです。でも彼女は、あえ てタラソワが与えたこの曲を選び、意味を知らない人にもこの曲の内包するものを正しく伝えた。これはフィギュアスケートで、一番難しい、一番尊いことかも しれない。






「くるみ割り人形」で、ただただ楽しそうに滑っていた選手が、この「鐘」を、滑りで伝えることができるようになった。去年ではまだ出来なかったと思います。4年かけて、ここまでたどり着いた。

私が浅田選手の「鐘」に感動するのは、彼女への思い入れの強さのせいもあるでしょうし、彼女やタラソワがどんな思いでこの曲を選んだかなど、様々な情報を持っているせいもあると思います。

ジャッジには、必ずしも高く評価されなかったかもしれません。でももし、この「鐘」に感動できないジャッジがいるとしたら、それはある意味かわいそうだなと思うのです。こんなに素晴らしい選手が、こんなに素晴らしい作品を作り上げようとしているのに、心から感じ入れないのだとしたら。






こんな風に考えるようになったら、だいぶもやもやは晴れてきました。たとえジャッジに評価されていないとしても、浅田選手は素晴らしい選手。自分がそう思うならそれでいいのだと思えたから。

ジャッジはあくまで、そこに座っている数人の人たち。ルールに基づいて評価をするけど、席によって見え方も違うし、その背景によって感じ方も違う。だからこそ、「圧倒的に勝たなくては」ならない。浅田選手はそれを目指していると思うし、それを応援したい。




posted by: さきんこ | 浅田真央選手 | 21:00 | - | - | - | - |
浅田真央選手の素晴らしいところ (2)
この数年、浅田選手はルールにそっぽを向かれ続けてきました。

それが浅田選手だけを狙ったものだったのか、私にはわかりません。ルッツ/フリップのエッジ判定は、きちんと跳び分けているロシェット選手のような選手がいる以上、きちんと判定しないと不公平です。ましてルッツ2回フリップ2回という構成をロングエッジ含みで実行したら1種類のジャンプを4回跳んでいることになるわけで、それで高得点を稼ぐのはどうかというのは納得できます。

回転不足判定、特にループの判定についてはなぜあのように厳しくなったのか・・・よくわかりません。結果的に安藤選手という稀代のジャンパーから大技を奪うことになったのですから、非常に残念な傾向だなと思います。

回転不足判定や、トゥジャンプのフルブレードに対する厳しい見方など、「今までそれでも加点してきたのに何でこんなにも厳しく減点するの?」と腹立たしくなる判定な何度となくあり、実際それが浅田選手をがんじがらめにしてきました。

繰り返しですが浅田選手を狙ったものだったかは私は知りません。でも結果起きたことは、浅田選手を追いつめるものばかりでした。



でも今はこう思います。このようなルール改正によって不利になるということは、「つこうと思えばつける弱点があった」ということ・・・なのかなと。「その状態で五輪チャンピオンになってしまわなくてよかったのかな。」と、今は思っています。

色々と考えた結果、「金メダルを取ったけど、よく見たら3回転半、回転不足だよね」とか、「フリップに加点されてるけど、完全にフルブレードじゃない?」とか言われたら嫌だな…と思ったんですよね(今回そうだったという意味ではありませんが)。

ネットで拝見したコメントでどなたかが、「回転不足やロングエッジなのに、そう判定されない選手は不幸だと思う。指摘されなければ、修正することができないから。」というのがありました。一理あるなと思いました。

ルールによって弱点を指摘されたことで、「誰も文句のつけようのない演技をする」ために努力できる。細かな欠点も克服するよう練習できる。

浅田選手のすごいところは、あの年齢で何とかルッツの矯正にこぎつけたところ。5種類のトリプルでボーナス点を出すルールが加わるという情報が出たら、すぐにプログラムにサルコーを入れようと試み、小学生以来という苦手なジャンプを試合に入れられるレベルに持ってきたこと。

ルール改正で弱点が明るみになったら即座に対応する。必ずしも成功率は高くなかったかもしれないけど、「プログラムに入れるか入れないか」というジャンプを試合で決めることは相当難しいことだと思います。

でも彼女はやってみせた。実際、成功率を度外視してもエッジの矯正に成功している女子選手は少ないように思います。最近は男子でもばんばん「!」が付き、いかに跳び分けが難しいかがよくわかります。1シーズン、不安定だったとはいえ、矯正の兆しを見せた。本当にすごいと思います。





今回の五輪には間に合わなかった。でも浅田選手なら、完璧な五輪チャンピオンを狙える。


人は成功よりも失敗から、喜びよりも悔しさから多くを学ぶもの。今回の五輪で、誰よりも悔しそうな表情をしていた彼女。悔しさを忘れないように、銀メダルをずっと見えるところに置いておくと言った彼女。絶対にどんなルール改正にも影響されない完璧な選手になってくれると、信じています。

前向きすぎるかもしれません。20代に入る彼女にとって、これからの4年間の戦いは、これまで以上に厳しいものになるかもしれない。でも、何度となくこちらの想像を超えてきた彼女だから、今回もそんな予想は裏切ってくれると期待しています。


(つづきます)

posted by: さきんこ | 浅田真央選手 | 20:35 | - | - | - | - |