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太田由希奈さん@ドリームオンアイス
土曜日のフジテレビの放送で、今年のDOIを観ました。
正直何だか最近はシングルの試合や日本のショーなんかを見るのが何だか辛くて、あまり気分がのらなかったのですが何だかんだでやっぱり気になって、気になる選手だけ観てみたのでした。

序盤で放送された太田由希奈さんの演技。まず、放送してくれてありがとう・・。久々にフジテレビに感謝。
そしてその演技。「アヴェ・マリア」を観て、フィギュアを観ていてはじめて、もう号泣してしまいました。

5月のプリンスアイスワールドでも観た演技だったのですが、TVで改めて細部まで観てみると、もう美しくて美しくて・・・。
彼女の演技で一番好きだったところ。指先まで神経の行き届いた、美しい手の動き。
ステップもスピンも、すべてのリンキングムーブメントも、指の先からつま先まで、一部だけじゃなく全部キレイ。荒川さんも言ってたけど、どの角度から観てもどの動きもほんとにキレイ。

競技というしがらみから解放されて、自分の持っているいい部分だけで存分に魅せると、こんなに美しいのかと。現役を退いた選手だなんてとても思えません。

そして終盤のスパイラルは、もう涙でよく見えませんでした・・・。これこそ彼女の真骨頂。途中のループとかはもうある意味サービスですね。なくてもまったくかまわない感じがします。

正直、引退してこれほどすばらしい演技が見られるとは思っていませんでした。ショーに出るとは言っても競技に向けてトレーニングをしていた頃とは比べ物にならないだろうと。足をかばうためなのかジャンプが必要ないから制限をやめたのか、体も少しふっくらしましたし。

でもDOIの彼女の演技はほんとに素晴らしかった。音にすいつくような、音楽と調和した動き。全身で表現する美しさ。内からにじみ出るような感情の表現。そして180度一直線に伸びるスパイラル。フィギュアの好きなところが全て凝縮された、由希奈さんにしか出来ない演技でした。

プレッシャーのかかる競技ではなく、エキシビションでここまで感動したのは初めてでした。引退して悲しいという思いが噴出したというのもかなりありますが。でも、フィギュアについてもやもや考えていた心を洗い流してくれるような、そんな演技でした。

フィギュアスケートを評価するのは審判じゃない。観る人の心だということ。
メダルがもらえなくても記録に残らなくても、こんなにも素晴らしい演技があるということ。

秋から始まるシーズン、また納得の行かないジャッジや心ない無知な報道に、やりきれない気持ちになることもあるかもしれない。
でも信じようと思います。誰かをひいきしたい気持ちやISUの幹部がどこの国の人かなんてことで、この競技は左右されないと。ある人が評価されることには、たとえ自分にわからなくても、涙が出るほど感動した人が別にいるんだということを。観る人が得た感動で、結果は決まるんだということを。

そして万が一結果に結びつかなくても、何ものにも代えがたい素晴らしい演技はあるということを。

posted by: さきんこ | 太田由希奈選手 | 22:37 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
【勝手に選手紹介】テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア
私にアイスダンスの楽しさを教えてくれたカップル。
07年のNHK杯で心を奪われました。
二人とも超美しい!若い!リフトがスゴイ!

とにかく、ヴァーチュは動きが信じられないほど軽やか。
リフトのときに、体重というものがまったく感じられません。
ちょっとサーシャ・コーエンにも似たあの美しく可憐な姿で、もんのすごいリフトをやります。
このギャップがいいんですよー。
特に世界選手権で銀メダルに輝いた「シェルブールの雨傘」は、二人のつくる美しい雰囲気に、豪快なリフトのインパクトが意外にも見事にマッチしていて、本当に忘れられないプログラムでした。

そしてそのある意味フィギュアスケートの正統派な(?)プログラムから一転、翌シーズンのフリーに彼らが選んだのは何とピンクフロイド。「The Great Gig In The Sky」と「Money」のプログラム。

選曲も意外だったけど(しかも去年の王者のフランスのカップルと同じ曲)、何より驚いたのはその内容、密度の濃さでした。

何と言ってもやっぱりリフト!どれも見たことのないポジションばかり。絶対誰にもまねできないと思うような独創性。アイディアもすごいし、見事にやってのける二人はもっとすごい。

最初のサーペンタインリフトで、まずは持ち前の軽やかな動きを披露。
ストレートラインリフトはヴァーチュがモイアの膝の上に片足で立ち、手を使わずに3秒以上保持するというびっくりリフト。思わずがんばって!と力みます。ばっちり成功したときにはすでにお客さんから歓声が・・!
そしてまだまだ続くんです。中盤のカーブリフトでは、ヴァーチュが左右に180度開脚した状態でモイアの靴の上に乗り、氷の上すれすれを移動するという離れ技。
終盤のローテーションリフトはもう言葉も出ません。目が回るほどくるくる変化するんです。もうJSPORTS解説の藤森さんも「見事」の一言。

しかもこれらのリフトが、すべて音楽にぴったり合っているのがすごく素敵なんですー。
ローテーションリフトと、最後の振り付けのリフトは、音程が徐々に下がるのに合わせてヴァーチュもくるくる変化しながら降りてくるという・・!もう一秒たりとも見逃せません。

リフトだけではなくて、スピンも早くてキレがあるし、ポジションもすごくキレイ。
そしてつなぎの動きも、1音1音丁寧にとっていて、二人のユニゾンも音楽の雰囲気に合っていてとにかく素晴らしいー!

もうあっという間です。ただただ見とれます。
演技中からリフトのたびに歓声があがっていて、会場は大興奮。ラストは最終組一番滑走ながらスタンディングオベーション!
モイアが言っていたけれど、シーズン前半練習出来なくてこの仕上がり、もっと練習できていたら一体どんなことに。

こんなのもばっちり演じられます、というのを見せて、来年はどんなプログラムで地元開催に挑むのか。今からすごくわくわく、めちゃ楽しみです。

あ、彼らはカナダのカップルで、ヴァーチュはこないだ20歳になったばかり、モイアは21歳の若いカップルです。アイスダンスで、この若さでもう世界選手権で2個メダルを獲っているという超大物な二人。私のようにルールのわからない人でも良さがわかる、すごく素敵な組です。



posted by: さきんこ | アイスダンス | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
【勝手に選手紹介】ナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザ
初めて、グランプリシリーズから通してアイスダンスを観戦した今シーズン。
いっちばん好きだったのは、このカップルのフリーダンスでした!

二人がピエロを演じるサーカスのプログラムなのですが、前半は男性が元気がないという設定で、映画「ライフ イズ ビューティフル」のしっとりと音楽を使っています。
後半でガラっと音楽が変わり、ノリノリで踊り出す^^というプログラムです。

なんといってっも振り付けがとっても面白い。
名前がコールされてから位置につく前に、テンションの低いブルザがペシャラが「おいでよ!」という仕草をするところから、もうハートわしづかみです(笑)
メロディがゆったりの前半ですが、いきなり大きな大きなリフトでハイライトを演出。これ以上の高さは出せないんじゃないかという豪快なリフトです。(こちらに写真がありました)

その後のペシャラがきれーいに体をそらせるサーペンタインリフト(音楽に合わせて細かく手を動かしててるのも素敵)、ストレートのリフトも絶妙のポジションで静止していて、独創的でとても印象的です。JSPORTS解説の藤森さんも絶賛^^

そして後半はダンスダンス!
音楽に合わせたコミカルな動きがとっても印象的で何度見ても飽きないんです。
去年のNHK杯は会場で見ることができたのですが、お客さんもみんな大興奮!
この衣装がなくてもサーカスとわかるような、にぎやかでコミカルな振り付けなんです。
楽しくて踊りだしたくなっちゃう^^

ラストはブルザに背負われてペシャラがバク転をしながら着地、二人そろってお辞儀。
このポーズに移る仕草がまたいいんですよー、これで完全にノックアウトです。
大好きになっちゃいました。

残念ながら欧州選手権、世界選手権ともメダルには届かなかったけど、これからまたきっとチャンスが来ると思うな。

プログラムの紹介がめちゃ長くなりましたが、2人はフランスのカップルで、現在ペシャラが25歳、ブルザが28歳。美男美女です。特にペシャラはめちゃ美人^^コーチは1シーズン前まで村主章枝選手を見ていたアレクサンドル・ズーリンさん。このプログラムのお陰でズーリンさんにも謎に肩入れしている私です^^

posted by: さきんこ | アイスダンス | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |