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ブライアン・ジュベール選手SP 「Rise」 @World Championships 2010



Name:Brian Joubert (France)
Age:25
Coach:Laurent Depouilly
Music:Rise by Safri duo
Choreographer:Evgeny Platov

Total Element Score : 47.90
Program Component Score : 39.80
Total Segment Score : 87.70

今回の世界選手権で一番感動したのは、何より誰よりジュベールの演技でした。
もちろん他にもいっぱい感動した演技はあったのだけど、今もっとも鮮明に心に残っているのは彼のショートプログラム。辛い辛い五輪の後の、あの演技です。

会場の人々も、テレビで観ていたファンも皆がわかっていたことだけど…
彼がこの試合に出てくることは、並大抵のことではなかったと思います。。

ジュベールにとっては3回目の五輪でした。プルシェンコに対抗できる数少ない選手としてメダル候補だったトリノは6位。
悔しさを直後の世界選手権、そして翌年の快進撃に繋げ、その後も怪我や採点傾向の変化と戦いながら世界選手権の表彰台に乗り続けてきた。
直前に大怪我をしてしまう災難もあり、やっとの思いで迎えた五輪。今度こそと挑んだ五輪が、あの残酷な結果でした。

もはやジュベールにとって世界選手権は、「五輪がだめでも世界選手権で頑張ろう」というモチベーションにつながるような大会ではなかったと思います。『五輪の悔しさは五輪でしか晴らせない。』
ソチでは29歳になっているジュベールには、「次の五輪まで頑張ろう」と前を向く時間すらなかったのではないかな?

その彼が、五輪の余韻も冷めやらぬうちにフランス国内でのテストスケートをパスし、トリノにやってきてくれた。
そして、目の覚めるようなパーフェクトな演技!
スコット・ハミルトンが「もっとも難しいジャンプは、転倒した後のジャンプだ」と言ったそうだと前の記事で書きましたが、今回のショートプログラム冒頭の4回転は、その比ではなかったのではと思います。

「Rise」はジュベールの代表的なプログラムになりましたね。
冒頭のメロディを聞いただけで胸が高鳴ります。
試合で2シーズン見たけれど、まだ変えないでほしいと思うぐらい、大好きなプログラムです。


※ここからは個人的にルール・技の勉強をするために、各要素で何をやっているのか書き出してみたものです。
知識が浅いので、間違いもあると思われますので、もしご覧になってくださる方はその前提で。。そして正しい内容がわかる方、ぜひ教えていただけると幸いです。


1 4T+3T (BV:13.80、GOE:0.20)
ひゃっほーーい!^0^ やっぱりジュベール最高!かっこいいっす!

ちょっと着氷が前傾姿勢で、3Tの後もあまり流れなかったですね。GOEは0.20。
3回転+3回転の選手たちはコンビネーションで1.00〜2.00近い加点を貰う選手もいるので、
この加点の少なさは痛いのですが、まぁ今はそういうルールなわけで。。

でもいいんです。
SPの上位10人で4回転挑んだのも決めたのジュベールとケヴィン・ヴァン・デル・ペレンだけですよ。本当に素晴らしいことだと思う。

2 3A(BV:8.20、GOE:1.40)
トリプルアクセル綺麗でした!着氷後もすーっと流れて。
個人的に数年前の跳んでも跳んでもアクセルの軸が曲がってしまっていた時期(ほんの1・2試合でしたが)が脳裏に焼きついているので、しっかり跳んでいるのを見るとほっとします^^;

3 3Lz(BV:6.00、GOE:1.40)
五輪で痛い失敗をしてしまったルッツも完璧に決めました。何と言っても高さのあること!
怪我をしてからルッツを跳ぶのが少し怖くなってしまったそうですが、それでこのジャンプはすごいですよね。

4 FSSp4(BV:3.00、GOE:0.40)
フライングから入るスピン。しっかりレベル4取ってます。
しかし今回の世界選手権は本当に謎すぎるカメラワークで、スピンの時必ず靴のアップになるのでポジションがほとんど見えません…涙。

デスドロップ
♯キャノンボール(シットスピンの難しいバリエーション
チェンジエッジ
♯パンケーキ(シットスピンの難しいバリエーション

5 CiSt2(BV:2.30、GOE:0.60)
音楽にも乗っていて見せ場にもなっているステップだと思うのですが、レベル2にとどまりました。
密度はそれなりにあるように見えるのですが、ターンが浅くてカウントされてないとかなんですかね…?ちゃんと数えていないのでわかりませんが。。

ただ今季から男子ではステップのレベル4が気前良く出てまるので、レベル2は結構痛いです。。
チャン選手も高橋選手もステップでレベル4を獲得し、加点もたっぷり貰っているので、このあたりで4回転で得たアドバンテージが消えていってしまいました。
高橋選手はCiStでレベル4、しかも何と加点が2.00なので、この要素だけで5.90点獲得してるんですよね(すごい!)。
対してジュベールは2.90。実に3.00点の差です。。


6 CCoSp3(BV:3.00、GOE:0.40)
コンビネーションスピンはレベル3でした。下線の要件でレベル4を狙っているという認識で合っていれば、何か1つ認められなかったことになります。どれだろう。8回転かな?

♯キャメルの基本姿勢
♯ブロークンレッグ?(シットスピンの難しいバリエーション同じポジションで8回転
♯足換え
♯シットスピンの基本姿勢
チェンジエッジ
♯ショットガンスピン(アップライトの難しいバリエーション

ところで、このスピンが終わった後ステップに入る前に、コーチと目を合わせるところがいいー!
デュプイコーチははしゃぎまくって隣の人に抱きついてますね(笑)
こんなシーン早々観られるものじゃないかも…何度観てもいい場面だ。

7 SlSt3(BV:3.30、GOE:0.60)
こちらは一蹴り一蹴りよく滑っているように見えました。中盤ちょっとターンがあやしいところもあったかな?
でもそんなこと言うのは野暮ってもんですね。このステップは4回転に続くハイライト。ジュベールが乗ってると会場も大興奮!
トリノのお客さん達、リアクションよかったですよねー^^

8 CSSp4(BV:3.00、GOE:0.30)
こちらは下記で合っていれば5つの要件でレベル4を獲りに行っているはず。靴ばっかり映るのでよく見えないんですが…。

バックエントランス
♯キャノンボール(シットスピンの難しいバリエーション
♯シットの基本姿勢
チェンジエッジ
♯足換え
♯ブロークンレッグ?(シットスピンの難しいバリエーション同じポジションで8回転

+++++

試合を観ていて点数が出たときにはしょーじき「これで3位かよ!」と不満たらたらでしたが、
一つ一つの要素を見ていくとまぁ…今のルールでは仕方ないのかな。。

それにしても、今回レベルを「取りこぼした」と言えるのはサーキュラーステップぐらいで、
他はしっかりとレベルを取っているし、減点された要素もないのですよね。
なのに3回転+3回転までの選手に勝てない/同程度の点数となると…
4回転+3回転を跳んでも、そのコンビネーションで1.00〜2.00の加点をもらうとか、
ステップでレベル4を取るとかしないと4回転のアドバンテージは活きないってことですよね。
今更ながら。。

4回転+3回転を入れても、アドバンテージは3.00点そこそこ。加点がたっぷり付くほどの質で跳ぶことも難しい。。
4回転は体力も神経も使うから、他の要素の質を高めるのだって難しい。その上レベルも取りこぼせない。

にも関わらず、4回転を入れて得られるのはたった3.00点の基礎点だけ。
完全に8個ある要素のうちの1つとしてしか機能していないんですよね。。

実際は他の7つの要素全てにも負担をかけてるはずのに…
なのにそこでミスをせず、レベルを取りこぼさず、それどころか加点を相当に得ないとアドバンテージが消えてしまう。

審判は「四回転が入ってて大変だから、他の要素の加点を甘めに」なんて考えてはいけないから、3回転+3回転までの選手の要素も4回転+3回転の選手の要素も同じように採点するのは当然ですよね。
5コンポーネンツだって、4回転をやったことを評価する項目なんてない。
せいぜいスケーティングスキルが上げるくらい?
でも3回転+3回転までの選手こそスケーティングのいい選手は多いので、そこで差はつかない。

観てるこっちとしては、4回転の印象は鮮烈で、こんなすごいジャンプをした人がどうして1位じゃないの?と思いたくなるけど、今のルールでは4回転を評価する項目がほぼないんですよね。。
要素の中では8分の1、5コンポーネンツのことを考えると4回転の占める割合なんて…



そう思うと順位には納得だけど、このままこのルール、採点傾向で突き進んでいくかはよく考えてほしい。
今のルールは、完全に「4回転なんてやるな」っていうメッセージにしか思えないです。。
本当に誰もクワドやらなくなってもいいの…??

個人的にも、ショートプログラムの日しかチケットの取れないことも多い。そういう人にとって、目の前で4回転を跳んでくれた選手がどれだけ貴重か。
休養を取る選手が多いシーズンでも、殆ど休まずモチベーションを下げることもなく、常に「絶対に勝つんだ」と試合に臨んでくれる選手がファンにとってどれだけ大切か。

そんなことは点数に関係ないし、今のジャッジがジュベールを軽く見ていると言うわけではないけれど、ジュベールのような選手に敬意が払われ、報われる競技になってほしい…と心から願っています。


 
posted by: さきんこ | フィギュアスケート | 01:35 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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世界選手権のジュベール、カッコ良かったですね!
ジャンプが決まった後のガッツポーズ こちらまで嬉しくなりました!
「Rise」聞いたら まちがいなくジュベールを思い出しそうです(^^♪
この時のコスチュームってスタビスキーから譲りうけたものだったのですね。
サイズもぴったりでよく似合ってましたよね。
アモディオ君にも頑張って欲しいけど、ジュベールの4回転もまだまだ見たいです。

| ぴっぴ | 2010/05/08 2:06 PM |
>ぴっぴさん

いつもありがとうございます♪

ほんと、かっこよかったですよね〜☆この衣装ってスタビスキーのだったんですか!ほんとにぴったりでびっくりです。

25歳でかなりのベテランですけど、きっとジュベールならまだまだいけますよね。怪我に気をつけて頑張ってほしいです。
| さきんこ | 2010/05/08 4:15 PM |









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