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中国杯 アイスダンス フリーダンス2009.12.11 Friday
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やっと半分です。でもまだアイスダンスだけ・・・。。
ホフロワ&ノビツキーの「ポーリュシカ・ポーレ」は日本でも聞き慣れたメロディのロシア民謡(ソヴィエト連邦時代に作られた曲らしく、厳密に言うとロシア民謡ではないのかも?)。ロシア内戦時の赤軍の活躍を歌った軍歌だそうです。真っ赤な生地にゴールドのラインが入ったインパクト大の衣装は赤軍の旗をイメージしているのでしょうか。ソビエト連邦の国旗の色でもありますね。ロシアの人がこの曲を選ぶのにどういう思いがあるのかは私には想像できませんが、軍歌というイメージにはぴったりの強い表現のプログラム。ホフロワのアクロバティックなポーズもよく合います。特に最初のリフトの逆立ちポーズには唖然としました。すっごい・・。こんなことできるんだから他のリフトももっともっと独創的にできるんじゃないかと欲が出てしまいますが、2人の気迫が感じられて印象に残るプログラムでした。ラスト、ホフロワがノビツキーの足を叩いて喜んでる姿に嬉しくなりました。
ファイエラ&スカリの「The Immigrant (ニーノ・ロータ / ゴッドファーザーより)」もよかった。今まではなんとなく、身長差の少ないカップルがよくやるリフトが多いなーなんて思ってたのですが、このフリーはリフトの入り方に工夫が感じられて、ファイエラの身のこなしも軽やかで、全体的な流れも音楽にあっていて素敵でしたー。ベルビン&アゴストは、去年はトスカという選曲を聞いた時点で食わず嫌いしてしまったのですが、今回の「Ave Maria/amen」は結構好きでした。2人で祈りを捧げるって雰囲気がよく出てました。
でもでも、今回のMY FAVORITEはケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ボジェの「Phantasia」!すごくすごく美しいプログラムでした。ラストの2つのつなぎのリフトがハイライトです!
1 RoLi4 (ローテーショナルリフト)
→女性が膝をついている状態から持ち上げて回転させます。入り方がとってもスムーズです。
2 Cist3 (サーキュラーステップ)
→なめらかで、男性が女性をリードする感じが出ていて素敵。後半の部分で女性が男性の後ろについて男性の背中に手を置いている部分が映るのですが、そんな一瞬の手のつき方がとってもキレイ!
3 Stw4 (シングルナイズドツイズル)
→物語の急転を告げるような音色とともに回転の早いツイズル。いい!
4 CoSp4 (コンビネーションスピン)
→一瞬メロディがゆっくりになったところでスピン。スピンなのでツイズルよりは若干回転は遅いので、音の変化にすごくよく合ってるー。
5 CuLi4+RoLi4 (カーブリフト+ローテーショナルリフト)
→唯一このカーブリフトが残念。どの組でも出来そう・・・(失礼)。変えませんか?ここだけでも!
6 Dist2 (ダイアゴナルステップ)
→Masquerade の壮大な音色に合わせてリンクの端から端へステップ!こういう曲調でステップを踏まれるのが、ベタだとわかりつつすごいツボなんです。レベルは残念だけど、構成としてはかなり好き!
7 CuLi4 (カーブリフト)
→こっからがハイライトです!シンプルだけど独創的で、曲を壊さない美しいリフト!
8 Li+TRANS
9 Li+TRANS
→ここからは基礎点のつかないリフト。でもこれが音楽にすごく合っていて、2回とも「わぁ・・・」ってため息ついちゃいました。アナウンサー大興奮。そんなに難しそうな動きじゃないんだけど、持ち上げます!って感じのリフトじゃなくて、純粋に曲に合わせて動いている感じなのが素敵。あー、素敵なプログラムだわ・・。
この組はオリジナルダンスで大きなミスをしまてしまい出遅れたので、前半の組で滑ったのですが、会場はすごい盛り上がりで、テレ朝のアナウンサーもびっくりしてました。ほんとに素敵だった!
技術的なことはわからないんですが、たぶん密度としては濃くないんだろうしスケーティングもまだ浅くあっさりした感じなのでPCSは主に6点台。基礎点にならないつなぎのリフトがこれだけ素敵でも、このレベルの評価だとPCSには活きないですね・・・勿体ない。。でもスケートカナダでは3位表彰台だったみたいで嬉しい!地元カナダの観客もこのプログラムなら大いに湧いたことでしょう。あー、早くスケートカナダまで観なきゃ!
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メリル&チャーリーがすごすぎる・・・2009.11.11 Wednesday
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今さらながら、ロステレコムのアイスダンスOD、テレ朝チャンネルの放送を通しで観ました。
メリル&チャーリー、あなたたち、素敵すぎます・・・!点数にもしっかり表れてますが、特にこの大会ではダントツでした。ごめんなさい、他の組の人たち。。
今年のオリジナルダンスのテーマは民族舞踊。自国の民族舞踊や、ポルカ(wikiで調べたらチェコの民俗舞曲でスロヴァキア、ポーランドとかに広がったと書いてあったけど、今大会では『フィンランドのポルカ』って紹介されてたのもあったような・・・知識不足過ぎてよくわかりません。。)、フラメンコなどを披露する選手がいる中。
・・・なんと彼らはインドです。めっちゃ(?)USAな彼らですが、インドですインド。「Bunty Aur Babli」と「Devdas」というインド映画の曲から編集しているみたいです。
なんとまぁ・・メリルにサリー風(ですよね?)の衣装が似合うこと似合うこと!NHK杯を現地観戦したので、オペラ座の怪人はすでに生で見ていて、あまりのクリスティーヌぶりに完全に心酔してしまったのですが、このインドの民俗衣装も激しく似合う・・。おでこのビンディー(というのですね)は、もはや反則ですね。はまりすぎです。
そして冒頭の振り付けから、つなぎの動き、ミッドラインステップ、ツイズルの時の手の動き、あのものすごい体勢になっているリフトのときのメリルの指先、もちろん最後のポーズまで、すべてがインド舞踊!すごい!!
ってインド舞踊を見たことなんてないのですが、それでもわかるこのわかりやすさ。必ずしもわかりやすいことがいいことではないかもしれないけど、特にこのロステレコムは似た感じの音楽・衣装が続いて(私の知識が少ないのでそう見えてしまうのもあると思うのですが)、「背景とかもともとどんな雰囲気の踊りなのかとかよくわからないし、理解するの難しいかも・・・」と思いはじめたところへ、このダンスは斬新でした。うれしくてテンションあがりましたー。
ツイズルの後半、さすがにあそこまで手を動かしてるといつもほどのスピードはなかったけど、あれを高速でやってきたりしたらどうしよう・・・!
リフトはフリーも含め、本当に独創的です。テッサほど軽やかにはまださすがに見えないのですが(その辺はチャーリーvsスコットの力量もあるのかな?)、それでも去年よりさらにスムーズな動きになったような。っていうかこの2組はコーチも振り付けも一緒ですよね・・?「あ!こんなん思いついた!」ってなったときに、それをどっちに与えるか迷わないんだろうか??と変な心配をしてしまいました。実際は音楽のイメージに合わせて振りを作るだろうし、本人たちがいろいろと試しにやってみて「できた!」なんてこともあるんだろうから(完全な想像だけど)、どっちに与えるとかそういうんじゃないだろうけど・・。でもメリル&チャーリーのあのフリーのリフトを見て、テッサ&スコットにも去年と違うやつ考えて!!と思っちゃいました^^;
何より感動したのは、ちょっとしたリンキングムーブメントからステップに至るまで、絶妙に音をとらえてること。特にミッドラインステップは圧巻でした。音に合わせながらスムーズに滑らかに、2人の動きをぴったり合わせてリンクを横断する姿に、風格すら感じられました。
金髪くりくりのチャーリーはまるでインド人っぽくはないのですが(そもそも狙ってないんですかね)、メリルが超インパクト大なので逆にほどよく中和してくれてるかも。男性のアイスダンサーとしてはまだちょっと幼い部分もあるのだと思うけど、チャーリーのそんなところが好きだ!
世界選手権で世界中の喝采を浴びた(と思えてならない)サムソン&デリラに続き、このオリジナルダンスにフリーのオペラ座の怪人。これ以上ない状態でシーズンを迎えましたね。この勢いでいくと、上位選手達が集まる大会でも、もはや表彰台に乗る乗らないの次元ではないかも・・・?!
個性的なプログラムも見事に自分のものにできるようになり、サムソンとデリラやオペラ座の怪人のような定番プログラムも「この人たちがやるのが見たい」と思わせられるような2人になりました。本当に素晴らしいですね。この勢いでいけば、GPFで頂点に立ち、全米選手権も制して・・・なんてことも夢ではないかも。っていうかリアルかも。頑張れメリル&チャーリー!
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【勝手に選手紹介】メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト2009.07.01 Wednesday
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ロサンゼルス世界選手権のフリーダンスで、たぶん一番会場を沸かせたカップル。
最後の振付リフトのあたりから歓声とともにどんどん観客が立っていく様子は鳥肌ものでした。
私も思わず、TVの前でスタンディングオベーションしてしまいましたー^^
とっても若いカップルで、ともに1987年生まれ。
メリルは1月1日生まれ(おお!)でチャーリーは10月生まれなので、メリルのほうがちょっとだけお姉さんですね。
上品で優しい雰囲気のメリルと、まだちょっと子供っぽさが残るようなところがかわいいチャーリー。チャーリーは名前もかわいいけど、髪形はもっとかわいい(笑)
そんな若い2人が表彰台にもうあと一歩というところまできた今回。
オンランリザルトでオリジナルダンスの結果を観たときは、ベルビン&アゴストだけでは満足できず、地元開催の波に乗って彼らを表彰台に押し込むのかー(誰が?!)なんてちょっと思ったりしちゃったけど、映像を見て納得!むしろ私の大好きなヴァーチュ&モイヤを台からおろして、彼らが3位になってもおかしくないぐらいの演技だと思いました。
藤森さんもため息をつくように「ほんとに素晴らしかった」と言っていたし、何より会場が同じアメリカのベル&アゴ以上の盛り上がりを見せていたように思いました。それぐらいすごかったー。
プログラムはサン=サーンスの「サムソンとデリラ」でした。
前半がデリラのアリア「Mon coeur s'ouvre a ta voix(あなたの声に心は開く という意味だそう)」で、後半が安藤美姫選手のSPでおなじみ「Bacchanale(バッカナール)」。
最初のアリアがキレイでキレイで・・・。またメリルの雰囲気によくあってます。
メリルが歌ってるんじゃないかと思うぐらい。いや、そう思いたいぐらい。
その優しいアリアの音色に合わせて、メリルをゆらゆらと揺り動かすリフトが前半のハイライト!
音に合ってるというんじゃなくて、もうその動きが完全に音を表してるんですよー。
ほんと鳥肌もんです。2つ目の要素なのに、もう会場はざわめいてました。
リフトの動きで音色を表現するというこれぞアイスダンス!なところはヴァーチュ&モイヤのリフトにも共通してて、さすがは同じコーチという感じなのですが。。
ヴァーチュ&モイヤはアクロバティックと言ってもいいぐらいで、もう誰にも真似でいませーんという感じなのですが、デイヴィス&ホワイトのこの冒頭のリフトは、技術的には他の人にもできるかもしれないけれど、この雰囲気はこの2人にしか出せない感じがするんですよねー。
しっとりとした音楽に合わせて2人が美しい世界を作り上げた後にメロディは一転、情熱的な旋律に変わります。そして超高速ツイズルで一気に盛り上げ!すごいすごい〜!
今シーズンはGPシリーズで、確かツイズルで(そして確かODで)バタっと転ぶチャーリーを見た記憶があったので、ここは息を止めてこぶしを握り締めてみてました。どうしてどうして完璧なツイズル。もう会場の熱気は最高潮です(たぶん)。
すぐ後のリフトは少し疲労(?)が見えた感じはしましたが、ラストの高速ローテーションリフトで一気に挽回!
後ろでお客さんがどんどん立っていくのが見えます。そしてデリラがサムソンを称えるポーズでフィニッシュ!観客総立ち!会場の全体からふりそそぐ大歓声ー!
ジャンプのないアイスダンスで、これだけ大勢の観客に感動が伝わるのって、ほんとにすごいんじゃないかと思いました。観ていた人全てに、彼らの情熱が伝わったんですね^^
しかも私が何よりメリルにほれ込んでしまった出来事が・・。
これだけ素晴らしい演技をした彼らでしたが、僅差でヴァーチュ&モイアを抜けなかったので、会場からはブーイングが。でもメリルはそっと口に指をやって、「静かに」のポーズをとったんです。私たちは満足してるから大丈夫よ。とでも言うかのように。
そんな彼女にハートわしづかみにされ、もう大好きになってしまいました^^
今回は惜しくも表彰台には乗れなかったけど、もう来年には乗ってるかもしれない。そしていずれトップ争いをするに違いないですね^^この先が楽しみなカップルです。
あ、ODのチャールストンもよかったなー。特にメリルがチャーリーの背中に乗って、ひょっこり顔を出すあのポーズ。
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【勝手に選手紹介】テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア2009.06.24 Wednesday
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私にアイスダンスの楽しさを教えてくれたカップル。
07年のNHK杯で心を奪われました。
二人とも超美しい!若い!リフトがスゴイ!
とにかく、ヴァーチュは動きが信じられないほど軽やか。
リフトのときに、体重というものがまったく感じられません。
ちょっとサーシャ・コーエンにも似たあの美しく可憐な姿で、もんのすごいリフトをやります。
このギャップがいいんですよー。
特に世界選手権で銀メダルに輝いた「シェルブールの雨傘」は、二人のつくる美しい雰囲気に、豪快なリフトのインパクトが意外にも見事にマッチしていて、本当に忘れられないプログラムでした。
そしてそのある意味フィギュアスケートの正統派な(?)プログラムから一転、翌シーズンのフリーに彼らが選んだのは何とピンクフロイド。「The Great Gig In The Sky」と「Money」のプログラム。
選曲も意外だったけど(しかも去年の王者のフランスのカップルと同じ曲)、何より驚いたのはその内容、密度の濃さでした。
何と言ってもやっぱりリフト!どれも見たことのないポジションばかり。絶対誰にもまねできないと思うような独創性。アイディアもすごいし、見事にやってのける二人はもっとすごい。
最初のサーペンタインリフトで、まずは持ち前の軽やかな動きを披露。
ストレートラインリフトはヴァーチュがモイアの膝の上に片足で立ち、手を使わずに3秒以上保持するというびっくりリフト。思わずがんばって!と力みます。ばっちり成功したときにはすでにお客さんから歓声が・・!
そしてまだまだ続くんです。中盤のカーブリフトでは、ヴァーチュが左右に180度開脚した状態でモイアの靴の上に乗り、氷の上すれすれを移動するという離れ技。
終盤のローテーションリフトはもう言葉も出ません。目が回るほどくるくる変化するんです。もうJSPORTS解説の藤森さんも「見事」の一言。
しかもこれらのリフトが、すべて音楽にぴったり合っているのがすごく素敵なんですー。
ローテーションリフトと、最後の振り付けのリフトは、音程が徐々に下がるのに合わせてヴァーチュもくるくる変化しながら降りてくるという・・!もう一秒たりとも見逃せません。
リフトだけではなくて、スピンも早くてキレがあるし、ポジションもすごくキレイ。
そしてつなぎの動きも、1音1音丁寧にとっていて、二人のユニゾンも音楽の雰囲気に合っていてとにかく素晴らしいー!
もうあっという間です。ただただ見とれます。
演技中からリフトのたびに歓声があがっていて、会場は大興奮。ラストは最終組一番滑走ながらスタンディングオベーション!
モイアが言っていたけれど、シーズン前半練習出来なくてこの仕上がり、もっと練習できていたら一体どんなことに。
こんなのもばっちり演じられます、というのを見せて、来年はどんなプログラムで地元開催に挑むのか。今からすごくわくわく、めちゃ楽しみです。
あ、彼らはカナダのカップルで、ヴァーチュはこないだ20歳になったばかり、モイアは21歳の若いカップルです。アイスダンスで、この若さでもう世界選手権で2個メダルを獲っているという超大物な二人。私のようにルールのわからない人でも良さがわかる、すごく素敵な組です。
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【勝手に選手紹介】ナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザ2009.06.24 Wednesday
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初めて、グランプリシリーズから通してアイスダンスを観戦した今シーズン。
いっちばん好きだったのは、このカップルのフリーダンスでした!
二人がピエロを演じるサーカスのプログラムなのですが、前半は男性が元気がないという設定で、映画「ライフ イズ ビューティフル」のしっとりと音楽を使っています。
後半でガラっと音楽が変わり、ノリノリで踊り出す^^というプログラムです。
なんといってっも振り付けがとっても面白い。
名前がコールされてから位置につく前に、テンションの低いブルザがペシャラが「おいでよ!」という仕草をするところから、もうハートわしづかみです(笑)
メロディがゆったりの前半ですが、いきなり大きな大きなリフトでハイライトを演出。これ以上の高さは出せないんじゃないかという豪快なリフトです。(こちらに写真がありました)
その後のペシャラがきれーいに体をそらせるサーペンタインリフト(音楽に合わせて細かく手を動かしててるのも素敵)、ストレートのリフトも絶妙のポジションで静止していて、独創的でとても印象的です。JSPORTS解説の藤森さんも絶賛^^
そして後半はダンスダンス!
音楽に合わせたコミカルな動きがとっても印象的で何度見ても飽きないんです。
去年のNHK杯は会場で見ることができたのですが、お客さんもみんな大興奮!
この衣装がなくてもサーカスとわかるような、にぎやかでコミカルな振り付けなんです。
楽しくて踊りだしたくなっちゃう^^
ラストはブルザに背負われてペシャラがバク転をしながら着地、二人そろってお辞儀。
このポーズに移る仕草がまたいいんですよー、これで完全にノックアウトです。
大好きになっちゃいました。
残念ながら欧州選手権、世界選手権ともメダルには届かなかったけど、これからまたきっとチャンスが来ると思うな。
プログラムの紹介がめちゃ長くなりましたが、2人はフランスのカップルで、現在ペシャラが25歳、ブルザが28歳。美男美女です。特にペシャラはめちゃ美人^^コーチは1シーズン前まで村主章枝選手を見ていたアレクサンドル・ズーリンさん。このプログラムのお陰でズーリンさんにも謎に肩入れしている私です^^
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